今年も夏がやってきました。
毎年、徐々に気温が上がってくる4月頃から夏へ向けてプリントTシャツを探しまくるのですが、7月後半になっても1~2枚しか手に入れることができず。
Tシャツ1枚を選ぶしても、変にこだわりが強いとなかなか買えないものです。
そんなこんなでいざ夏本番に突入すると、想像していたよりも着れるTシャツが少ないことに気付きます。
「結局、何も考えずに着れる無地Tシャツって最強だな」
そう思って、UNIQLOへ行き無地Tシャツを複数枚買う夏がここ数年はずっと続いています。
去年買って、まだ着れる白無地Tシャツが2枚あるので、今年の夏に買い足したのはイエローを1枚とブラックを2枚。
定価は1,500円とお財布に優しいので、3枚も複数買いしてしまいました。
UNIQLO Uのオーバーサイズ クルーネックTシャツを徹底レビュー
今回ぼくはイエローのMサイズを1枚とブラックのLサイズを2枚購入しました。
ブラックは写真だと映りが悪いので、イエローをベースに詳細なディテールを見ていきたいと思います。
毎年、ポケットの付いたビッグシルエットのモデルと、ポケットの付いていないジャストサイズのモデルが展開されています。
ぼくは去年から後者のジャストサイズTシャツを愛用しているので、今年はビッグシルエットに挑戦です。
ポケットTシャツってガムやらスマートフォンやらサングラスやらを入れることができるので、ちょこっと付いているだけでも想像以上に便利ですよね。
生地感はややザラッとしています。
太めの糸で織られたコットン100%の生地。
そこまで詰めて織られてはいないので、太めの糸を使ったやや厚手の生地とはいえ、着ていて暑苦しいということはありません。
むしろこのタイプの生地は汗ジミがいくらか目立ちにくく、濡れても肌が透けにくいのでそこが嬉しいところ。
とはいえ、汗っかきなぼくにとってブラックはまだしも、イエローは汗ジミが心配なので基本的にはタンクトップとの重ね着でコーデを組むつもりです。
ジャストサイズのモデルは首元のリブもなかなかしっかりしているのでヨレを気にせずガンガン着ることができるのですが、こちらは伸縮性のあるタイプ。
長く着ると首元のヨレは心配かもしれませんが、そもそもが1着で1,000円程と破格の安さなので、毎年書い直すくらいに考えておくのがいいかもしれません。
裾には切り込みが入っていて、後ろ身頃の方がやや長い設計になっています。
このデザインが暑苦しい夏にも少しの抜け感を演出してくれるので、ボトムスには細身のスキニーを合わせても、太めのスラックスを合わせても相性は抜群。
ぼくが今年はジャストサイズのモデルを買わなかったことには、もうひとつ理由があります。
いつから変更されたのかは分かりませんが、ジャストサイズのモデルは首元にタグではなくTシャツに直接ロゴをプリントする仕様になっていました。
それによって着ていても、表側から微妙にプリントされたロゴが透けて見えるんです。
個人的にはどんなブランドのTシャツであっても、首元のロゴが透けて見えるのは好きではなくて。
なので、今まで通り首元にはタグが縫い付けてあるビッグシルエットのモデルを選びました。
細かい部分ですが、基本的に着ている洋服のブランドは外から見て分からない方が好きだな、というこだわりなのでした。
イエローのオーバーサイズTシャツを採用したコーデ例
ここからは実際にUNIQLO Uのオーバーサイズ クルーネックTシャツを採用したぼくのコーディネート例をご紹介していきます。
イエローとブラックに分けて数パターンずつコーディネートを組んでみたので、お気に入りのスタイルがあれば是非参考にしてみてください。
イエローのオーバーサイズTシャツ×黒スキニーのスタイリッシュなコーデ
・Tシャツ: UNIQLO U (Mサイズ)
・タンクトップ: GLOBAL WORK (Lサイズ)
・スキニーパンツ: Dcollection (Lサイズ)
・スニーカー: Adidas (28cm)
シンプルかつカジュアルなコーディネートを組むなら、ボトムスには黒のスキニーパンツを合わせるのがおすすめ。
トップスにはボリュームのあるオーバーサイズのTシャツを採用しているので、シルエットにメリハリを付けるべく細身のスキニーパンツを合わせています。
ぼくが愛用しているのはDcollectionの黒スキニー
こちらも1本あればコーディネート幅が広がる、とても重宝するアイテムなので是非チェックしてみてください。
それだけでもコーディネートとしては成立しますが、着る服の数が少ない分、見た目も寂しくなる夏にぼくは重ね着アイテムとしてタンクトップをTシャツの下に挟みます。
詳しくは下記リンクの記事でも書いていますが、ビッグシルエットのTシャツと併せて人気の着丈が長いタンクトップは、視覚的な効果はもちろん、汗も吸ってくれる。
汗っかきなぼくは、汗ジミの目立ちやすいイエローのTシャツへの影響をできるだけ抑えるべく、タンクトップを挟んでいます。
夏のコーディネートにおいてタンクトップを挟むことには非常に意味があるんです。
タンクトップにも高いお金を出せるだけの余裕はないので、ぼくは去年購入したGLOBAL WORKのロングタンクトップを愛用しています。
恐らく定番展開しているアイテムなので、毎年春から夏にかけて販売されているはず。
足元にはスキニーパンツと同じく黒色のスニーカーを合わせるのも素敵ですが、今回は真っ白なSUPERSTARを履いてみました。
上下共に暗めの色味で秋冬っぽいコーディネートになってしまったので、せめてどこかで春夏っぽさを出そうと考えての選択です。
ぼくが愛用しているSUPERSTARは80年代のディテールを再現した「SUPERSTAR 80’s」という復刻モデル。
よく見るSUPERSTARとの違いは過去にも記事にしているので、こちらも是非読んでみてください。
余談ですが、ぼくはより古臭い雰囲気を出すために、SUPERSTAR 80’sの靴紐を「ATHLETIC SHOE LACES」の靴紐に変えています。
ぼくは最長の54inchを採用して少し長めに靴紐が余る見た目にしていますが、邪魔にならないよう短めにしたい方はワンサイズ下の45inchを選んでもいいかもしれません。
同色系のチェック柄パンツと合わせて個性派コーデ
・チェック柄スラックス (古着)
イエローの同色系であるカーキをベースとしたチェック柄のボトムスと合わせた個性派コーディネート。
トップスはまだしも、ボトムスに柄物を採用するとなると、どうしても難しく考えがちですが、実際はそんなこともありません。
柄パンツを採用する際のポイントとしては「全体の色味がトップスと同色系 (類似色)であること」
一見ごちゃごちゃして見える柄パンツでも、これを意識することでコーディネート全体で見ても統一感のあるまとまった雰囲気に仕上げることが可能になります。
ゆるくて男臭い雰囲気が好きならイエローTシャツ×カーキパンツのコーデ
・カーキのイージーパンツ (古着)
個人的に最も好きなコーディネートがイエローのTシャツとカーキ色のパンツを合わせたコーディネート。
先ほども書いたように同色系であるこれら2色の組み合わせなら、コーディネートを全体で見ても綺麗にまとまって見えてくれます。
カーキ色のパンツと言っても、カーゴパンツのようにポケットが付いていたりしないシンプルなデザインのものを採用しているところが個人的なこだわり。
ポケットが付いていたりするミリタリー系のボトムスはどうしても子供っぽい印象を払拭するのが難しいので、できるだけ選ばないようにしています。
ここでもコーディネートがゆるい雰囲気だったり、子供っぽい雰囲気になり過ぎないようにタンクトップを挟んでいます。
タンクトップが絶妙な脱力感を演出してくれているので、お陰で大人の余裕を感じさせてくれるコーディネートに仕上がりました。
ブラックのオーバーサイズTシャツを採用したコーデ例
続いてブラックのオーバーサイズTシャツを採用した具体的なコーディネート例をご紹介していきます。
イエローのTシャツはMサイズを着用していましたが、ブラックはLサイズを着用しているのでサイズのバランスもまた違ったものになっています。
その辺りにも着目しながら、コーディネートを参考にしてみてください。
ブラックTシャツ×色落ちデニムの今っぽいリバイバルコーデ
・デニムパンツ: Levi’s 501 (古着)
あえてダボっとした大きめシルエットの洋服を選んだり、レトロな色味のジャージやナイロンジャケットが流行っている今。
ブラックのTシャツと色落ちした古着デニムを合わせた、80年代リバイバル (当時のブームの再来)を感じさせる、どこか野暮ったく古臭いコーディネート。
コーディネートを綺麗に仕上げるには清潔感がとても大切。
古着デニムはやや清潔感に欠けるので好みが分かれるコーディネートですが、思い切って80年代にタイムスリップした気分を楽しめる仕上がりです。
上がシンプルなら下で個性を。ブラックTシャツ×チェック柄スラックスのコーデ
・チェック柄スラックス (古着)
黒色の洋服って、トップスよりもボトムスに採用する人が多いと思います。
スラックスにしても、スキニーパンツにしても、とりあえず下半身に黒色のアイテムを選んでおけばコーディネートがまとまって見えてくれるから。
ぼくも例に漏れずそういったコーディネートを組むことが多いので、実はトップスに黒色を採用するとなると少し難しく考えてしまう傾向にあります。
そんな中で、どこか無機質になりがちな黒色のTシャツを着たときのコーディネートに個性を与えるなら、とチェック柄のスラックスを合わせてみました。
派手な色柄だったら挑戦しづらいですが、これくらい大人しい色なら比較的簡単に取り入れることが可能です。
先ほども登場したこちらのチェック柄スラックスは、下北沢の「スティックアウト」というお店にて756円で購入したもの。
全品700円均一というとても面白いお店なので、下北沢へ行った際には是非寄ってみてください。
抜群の安定感を誇る組み合わせ。ブラックTシャツ×カーキパンツのコーデ
黒いトップスと合わせて抜群の安定感があるのはやっぱりカーキ色のパンツ。
個人的に最も気に入っていて、かつ相性のいい組み合わせなので抵抗なくコーディネートを組むことができました。
ブラック、カーキ共に落ち着いた色味なので、どこか大人の余裕を感じさせてくれるコーディネートです。
先ほども書きましたが、カーキのボトムスを選ぶならカーゴパンツのように、パンツの両サイドに大きなポケットがついたモノは極力避けるのがおすすめです。
ポケットをはじめとした装飾の多いカーゴパンツは、よっぽど上手く穿かない限りはどうしても子供っぽい印象に見えてしまう。
大人っぽく落ち着いたコーディネートを組むなら、無駄な装飾ができるだけ少ないモノを選ぶのがベストです。
例えばDickiesの定番アイテムである「874」はシンプルな黒無地Tシャツとのコーディネートにも非常に適しているのでおすすめ。
ボトムス界の永年定番と呼ばれるに相応しいアイテムなので、誰でも簡単に穿きこなすことができるのも嬉しいところ。
2019年の夏もUNIQLO Uのオーバーサイズ クルーネックTシャツは超おすすめ
今回はUNIQLO Uのオーバーサイズ クルーネックTシャツのレビューという形で、ぼくが実際に購入したイエローとブラックをご紹介しました。
身長178cmのぼくはMサイズ (イエロー)でほぼジャスト。
もう少しシルエットに遊びが欲しいならLサイズ (ブラック)を着て楽しんでみる、といった感じでしょうか。
いずれにしても、毎年夏になるとTシャツは何枚あっても困らないアイテム。
お気に入りのプリントTシャツも着たいですが、無地のポケット付きTシャツはコーディネートを組むのがグッとシンプルかつ簡単になるのでとても便利です。
1枚1,500円と非常に買いやすいお値段なので、複数買いにも持ってこい。
今回ぼくは購入していませんが、もちろん大定番色のホワイトも展開されているので、そちらも併せて是非チェックしてみてください。
UNIQLO Uのオーバーサイズ クルーネックTシャツ。
コーディネートに悩む時間を省き、ノンストレスで夏を過ごすための強い味方になってくれるのでとってもおすすめです。
いわはし
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