コロナで仕事の減った工場を救う、残布を使った企画「BE HOME」のエプロンを買った

ずっとエプロンが欲しいなーと思ってました。

別にどこでも買えるんだけど、無印良品とかで買ってもいいんだけど、なんだかなって思ってました。

 

何でか忘れたけどそんなことをぼやいてたら、「渋谷マークシティにいいエプロンが売ってたよ」って教えてもらったので、行ってみた。

すると、オープンしたばっかりのお店の一角にエプロンを売ってるコーナーがあって、うちひとつを一目惚れで気に入ったので即決で買ってきました。

 

そのエプロンがあったのは、渋谷マークシティ14階にある「haishop」っていうお店の一角でした。

このブログを書いてる時点で、オープンからまだ2週間ちょっとらしいです。

 

「いいエプロンがある」って前情報のみで行ったのですが、行ってみるとこのお店には一貫したコンセプトがあるように思いました。

資源を再利用して作った商品とか、職人さんが手間暇掛けて作ったこだわりを感じる商品が置いてあって。

 

大量生産に頼らない、無機質ではない、ちゃんと血の通った感覚のある商品がたくさん並んでいるお店でした。

 

一目惚れで買ったエプロンは「BE HOME」ってプロジェクトの商品でした。お値段は5,000円くらい。

いいなと思ったのはパッと見の見た目はもちろん、そのプロジェクトが動き始めた理由でした。

 

コロナの影響で仕事がなくなってしまった工場さんからメーカーに届いた「何か仕事を出して欲しい」というメール。

それを読んで何かできないかと思い、生地メーカーから出る多くの余り生地を使ってエプロンを作り、販売しようと思い立ったことから始まった企画のようです。

 

デザインが良かったのはもちろんですが、企画の始まったきっかけにすごくいいな、と思ったことが、よりこのエプロンを買って帰ろうと思う大きな理由でした。

このエプロンを買うことで、困っている人の力になることが少しはできると思ったこと。

 

今は世の中にいろんなモノがあるけど、僕は元からあまり物欲がないことに加えて、ここ数年はさらにモノを買わなくなっていたように思います。

その理由はいくつかあるんだろうけど、ひとつは世の中にモノが溢れかえりすぎていて、大量生産、売ることにばっかり目のくらんだ人たちが作ったものが溢れていて、そこに血の通っている感覚を感じなくなっていたこと。

 

手元に置けば確かに生活は便利になるんだろうけど、何だか作ってる人の顔が見えなさすぎて、無機質すぎてモノに感情移入することがなくなっていました。

だからモノにお金を使うよりは、どこかに行ったり何かをしたりってことにお金を使おうと、無意識にでも考えていたのかもしれません。

 

映画とかミュージシャンのライブとか、わかりやすくその人のパフォーマンスや努力にお金を払えてる気がしたから気持ちが良かった。

ライブに行ったらできるだけグッズも買いたいし、もっと言うならそのために僕自身がもっとお金を稼げたらなとか、影響力を持てたらな、とか悔しい思いをしたこともある。

 

まとめると顔の見える相手に対して、対価や感謝の気持ちとしてお金を使いたいんだろうなと思っています。

そういう意味では、買い物を通じてわかりやすく誰かの役に立てた感覚があるこのエプロンは、すごくいい買い物だったなと思います。

 

別に普段からサスティナブルだとか、エコだとかを意識してる人間では全くないけど。

アパレルで働いているからなのか、余り生地の問題を少しだけ身近に感じた部分もあったのかもしれません。

 

もちろん、ただ余り生地をくっつけただけのエプロンだったら、僕も惹かれていなかったかもしれないし。

そこでちゃんと引きを作る、可愛いとか欲しいって思わせるのがデザインで、困っている人と解決できそうな問題を、デザインを通じて商品化をして販売するっていう、一連の流れも素敵だなと思いました。

 

服だって、ちょっと前に少しばかりの興味で、ファストファッションブランドで買ってみた服があるけど、結局数ヶ月であんまり着なくなっちゃいました。

でも、作り手だったり、買い付けてきた人から直接話を聞いて、ワクワクしながら買った服っていうのは未だに着てたりします。

 

見た目で気に入ったものより、人の感情とか何かしらの思い出とか、今回みたいに相手の顔が見えるプロジェクトとか。

そういう理由で買ったモノの方が長く使い続けてる気がして、ますますモノそれ自体に惹かれて買い物をすることって、それ単体に相当な魅力がない限りは、今後あんまりないのかなって思いました。

 

買い物をした渋谷マークシティのhaishopでは、お客さんに渡す紙袋も他のお店のそれを再利用しているようでした。

ぶっちゃけると僕にはまだ「サスティナブル」に対するそこまでの意識はないのですが、置いてる商品のどれもに作り手の顔が見えて、とてもいいお店だなと思いました。

 

こういうサスティナブルとか聞いてると、昔の服が豪勢な作りをしてたように、いつか例えば本革を使ったレザージャケットやら靴はなくなるのかなって思います。

自分に子供ができたとして、その世代に「昔は革ジャンっていって、本革で作ったジャケットがあってね」みたいな話をするのかなって。

 

フェイクレザーのクオリティが上がって、ちょっとずつ当たり前になってきてる現状を見ると、そうなるのもそう遠くない未来なのかなとか思いますよね。

話が脱線したけど。

 

BE HOMEのエプロンもいつまであるのかは分かりませんが、他にも可愛いデザインのものが沢山ありました。

何だかいい買い物をしたなって気分になれる、自分がそれを感じられるだけでも価値だと思うのでhaishop、よかったらぜひ行ってみてください。

▶︎haishop

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岩橋康太 / タワー

岩橋康太 / タワー

就職浪人からファッションブロガーに華麗なる転身を果たすも、Youtube、instagram等の新しいSNSの流れに乗り切れずジリ貧に。
2020年再起をかけて、代官山のセレクトショップ SAMVAスタッフ、ファッションブランド STOF営業見習い、ファッションブロガーの三足のわらじを履き直した26才。よろしくどうぞ。
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