そういえば2月って28日しかないんでしたね。
明日からは3月、学生なら卒業式のある月です。
ぼくには弟が2人いるのですが、いちばん下の弟が高校を卒業するのが今年の3月。
仲が悪い訳でも、めちゃくちゃ良い訳でもないので実家に帰ってもあまり会話を交わさないのですが、せっかくだから何かお祝いでも。
なんて考えてみると、そもそも何が好きなのかすらよく知らず。
LINEのプロフィールだったり、少ない情報を元にしてみると、どうやらラップが好きっぽい。
ぼくは呂布カルマさんが好きで何枚かCDを持っているのですが、もしかしたらそんな話で盛り上がれるのかもしれませんね。
古着で購入後、リプルーフから1ヶ月が経過したBarbour BEDALE

2018年の終わり頃に購入後、リプルーフしてから着ようと思い放置していたBarbourのBEDALE (ビデイル)
やっとのことで1月の中旬〜後半にかけてリプルーフ作業を行い乾燥までを済ませてから1ヶ月が経とうとしています。
Barbourのオイルドジャケットは夏を除く3シーズンで愛用できる便利かつ優秀なアイテム。
リプルーフしたタイミングが月末だったこともあり、以降毎月末に経年変化の様子なんかを記事に残してみようかな、なんて思っています。
特に企画って訳でもありませんが、企画っぽくカッチリさせてもいつしか忘れてしまい書かなくなってしまうかもしれません。
それでも「今月は全然着てなかった」なんて、着ること自体を忘れてしまうようなことは全くないと思っています。
今月はぼく、BEDALEをなかなかの頻度で着たと思います。
そもそもブロガーという仕事をしている以上、服を買いに行くときくらいしかまともな服は着ていません。
毎日私服を着てお仕事をされている方や学生さんに比べればお気に入りの服を着る頻度が絶対的に少ない訳ですが、その中ですら着用頻度は多かった。
他にもお気に入りの洋服はたくさん持っています。
服が大好きなのにこんなことを言ってしまうと変かもしれませんが、「もはやこれだけあればいいんじゃないの?」と思えるくらいには本当に便利で。
あとは学生時代から愛用しているiroquoisのMA-1。
色違いで2着持っているのですが、今年は特に黒をヘビロテしまくっていました。
2019年に入ってからはアウターにこの2着ばかりを着ていた気がします。
話を戻して、このBEDALEをリサイクルショップで見つけたときはBarbourの存在こそもちろん知っていましたが、年代にはそこまで詳しくありませんでした。
その場でスマホを使って、少ない知識で「2ワラント・・・うーん、古いのは分かったけど、貴重なのかな?」なんて思っていたのですが、間違いなく買って正解でした。
そもそも3ワラントのBEDALEですら、都内の古着屋さんなら2~3万円で売っていることも多く。
・・・というか、年代もある程度は見ていて面白いっちゃ面白いですが、それよりもぼくが惹かれたのは4ポケット仕様になっているそのデザインでした。
大きなポケットがフロントに4つ付いたBEDALEは2ワラント時代の特権。
年代がどうこう、ワラントがどうこうよりも、いちばんはそこに惹かれて購入を決めたのでした。
着用期間1ヶ月、オイル抜けの様子と経年変化記録

前々からBarbourのアイテムには魅力を感じていたものの、手を出さなかった最大の理由はオイルの臭いが気になるから、でした。
ベタベタしたり、他の洋服にオイルの臭いやベタつきが移ったら嫌だ、と思っていたんです。
それが今では自らオイル缶に入っていた8割ほどのオイルを塗り込んで、リプルーフしたBEDALEを高い頻度で愛用している。
好みや考えの変化って突然起こるもので、人生って何があるか分かりませんよね。
10代の頃はダサいと思っていたものが、20代になった今じゃたまらなく格好よく見えていたりもするし。

リプルーフ前のBEDALE
ヴィンテージのBarbourにリプルーフを施す人は、やっぱりあまり多くないみたいです。
経年変化に伴ってオイルの抜けた様を、その表情を楽しむ人が多いもの。
だからこそ誰もやっていないなら、自分にとってさらに特別な1着になると思いやったこと。
同じく経年変化を重ねていくジーンズなら手の施しようはありませんが、オイルドジャケットにはリプルーフという手段がある。
長く着続けていきたいからこそ、ぼくはBarbourにとってはいわば栄養とも言えるオイルを補充してあげてみました。
たかが洋服のこと。
ファッションは自分が楽しむためのもの。
80年代生まれの年代モノであるBEDALEにリプルーフを施して、どのようにしてオイルが抜けていくのかを、経年変化として楽しんできたいと思います。
ジーンズなら、足を曲げたときのシワは膝裏に。
アウターであるBEDALEの場合は、腕を曲げたときのシワが最も目立つもの。
腕部分には早くも少しだけオイルの抜けた様子が見受けられます。
後ろから見てみると、さすがに着用開始から1ヶ月ではまだまだ綺麗な状態です。
しかし寄って見てみると、ポツポツと小さくオイルの抜けた様子が見受けられます。
襟の後ろ部分を撮ったものですが、ボディバッグを掛けて着ることが多いためナイロンベルトが擦れた影響だと思っています。
自分でもオイルを塗り直す前の写真を見て、当たり前ですがリプルーフしてぐっと深みのある色になったな、なんて思っていました。
生まれてから30年以上は経っているであろう、2ワラントのBEDALE。
この30年の間に、どれだけリプルーフしてもらったのでしょうか。
秋頃まで着倒した先で見るオイル抜けが楽しみ
「BEDALEのオイル抜けを経年変化として記録する」と書きましたが、1ヶ月目はまだまだ綺麗な状態で、特筆すべき部分もやっぱりありません。
夏は暑くて着れませんが、春はがっつり着るとして、秋にまた少しずつ着始めた頃の雰囲気が楽しみです。
この記事を書いている2月なら、ヒートテックにシャツ、カーディガンの上から羽織るだけでも、マフラーで首元から風が侵入することを防げば寒くはない。
春はどんな風に着ようかな、なんて今から考えています。
真冬でも寒くないのは嬉しいこと。
ただ、前にも書きましたがBarbourのオイルドジャケットはなかなか風通しが悪いので裏地やインナーが蒸れやすいです。
1日着た後ならインナーに着ていたカーディガンも、裏地もじっとり。
脇の下に換気のためと思われる小さな穴こそ存在しますが、それだけじゃ間に合わないようです。
着た後にはファブリーズを吹きかけるなどした後で、写真のようにして乾かしてあげる必要有り。
暖かい空気をアウターの内側に秘めておくために、腕のリブがしっかり取り付けられていたりする訳ですが、そういったディティールって凄いんだな、とつい関心してしまいます。
今後もたくさん着倒して、オイル抜けと経年変化を楽しみます。
もはや最初は臭いと思っていたオイルの臭いも、”臭い”というより”匂い”と書きたいほどにはクセになっていて、大好きです。
さすが、120年以上に渡って多くの人々から支持され続けている老舗ブランド。
自分でリプルーフしたからこそ、愛着が増している部分もあると思います。
それでも、Barbourのオイルドジャケットがここまで楽しい服だったなんて、着るまで知らなかったな。

いわはし

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