見た目は渋め、雰囲気はカジュアル。コーデの技量が試されるUチップシューズ

革靴にも色々な種類が存在します。

代表的なのは、画像にもあるようにストレートチップ、プレーントゥ、モンクストラップ、ウィングチップ、Uチップ、ローファーの6種類。
スーツと合わせてビジネスライクなコーディネートに仕立てるなら、ストレートチップが一般的。

私服に合わせるなら、どんなデザインの革靴を履いても足元をばっちり上品に仕立ててくれます。

 

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ブランド古着屋さんにてUチップの渋めシューズを購入

少し前にブランド古着屋さんで、渋めのUチップシューズを購入しました。

Uチップは、上の画像の例に従うならカジュアルな部類に属しています。

 

名前の由来は、文字通りにシューズの甲部分におけるステッチがアルファベットのUに似た形だから。

Vチップとも呼ばれることがあります。

 

2018年頃から、セレクトショップでの別注が盛んになったこともあり、Paraboot (パラブーツ)のUチップシューズがとても流行っていますよね。

モデル名は「シャンボード」

皆さんも1度は街で見かけたことがあるのではないでしょうか。

 

ブランドは不明。それでも分かる上質な作り

ブランド古着屋さんにて購入した訳ですが、実はこの1足、どこにもブランド表記がなく、いわゆるノーブランド扱いでした。

地域密着型のブランド古着屋さんだったので、こういう場合は元々、古着屋さんで販売されていたものを買った人がブランド古着屋さんに売ったパターン。

もしくは、ずっと愛用していたおじいちゃんが、ふらっとお店へ売りにきたパターンのどちらかだと思っていて。

 

これに関しては古着屋さんで売られていた、海外仕入れの上質な革靴だったのではないか?と思っています。

そうじゃなかった場合、おじいちゃんがどこか量販店で買っただけのもの、ということになりますが・・・。

 

そんな予想を立てるのがワクワクできるポイントのひとつでもありますが、ソールには「vibram」の文字が刻まれています。

ずっと愛用していた革靴のソールがすり減ってきたので交換しただけ、ということも考えられますが、どうでしょう。

前の持ち主がどんな人だったのかを考えるのって、結構面白いんですよね。

 

ただ、靴の内側に表記されているサイズのフォントだったりを見る限り、いかにも海外古着っぽい雰囲気が。

サイズは9 1/2とUS表記だったので、ほぼ間違いないでしょう。

元々、古着屋のオーナーさんが海外から仕入れて販売していたものを誰かが買って、飽きたのでブランド古着屋さんに売った、という流れのはず。

 

ブランド古着屋さんに並んでいる段階で黒いインソールが入っていました。

靴に関してはさすがにある程度はケアをしないと、中古をそのまま履くことにはやや抵抗があるので、インソールを100円ショップで購入したものに変更。

 

こういった革靴は履き心地が硬く足が疲れてしまうものも多いですが、安く買える低反発のインソールを入れれば、それだけでも非常に疲れにくくなります。

 

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Uチップシューズはカジュアルコーデのまとめ役におすすめ

クリームを塗り込んだばかりのライダースや、リプルーフしたばかりのbarbourが写り込んでいたりと、周りはごちゃごちゃしていますが、気にしないで下さい。

ビジネスシーンで履くことはなかなかできないUチップシューズ。

 

しかし、元々こういったデザインの革靴は紳士のスポーツ、ゴルフをするときに履かれていたなんて話です。

カジュアルなコーディネートだけれど、足元にスニーカーを合わせると子供っぽくなってしまうとき。

 

コーディネートに上品な雰囲気を取り入れたいときに、Uチップの革靴はおすすめです。

これがストレートチップだとカジュアルなコーディネートとの相性はイマイチで、逆に浮いてしまったりしますもんね。

 

ジャケットを羽織ったコーディネートなら適度に崩してくれる。

ぼくのようにミリタリーシャツを羽織るようなカジュアルコーディネートの足元に採用すれば、カジュアルになりすぎないようバランスを取ってくれます。

 

何かと便利なUチップシューズ。

それこそ長く履いて経年変化を楽しめるParabootのシャンボードにしても、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。

当ブログでは以前、古着屋さんでサービスシューズを購入したときにも記事を書いています。

同じく革靴に興味のある方は、こちらもぜひ読んでみてください。

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いわはし

いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。

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