愛用歴1年近くのスーパースターを初めてケア。貫禄を増した表情に。

ぼくが持っているスニーカーのひとつ、adidasのSUPERSTAR (スーパースター)

STAN SMITH (スタンスミス)と並んでadidasを代表する人気スニーカーのひとつです。

 

そんなスーパースターを購入して、もうすぐ1年。

購入当時にも記事を書いているのですが、当時と比べるとそこそこ使用感を感じるようになりました。

 

個人的には新品が持つ真っ白さと清潔感は、ぼくが普段から好き好んで着ている古着やミリタリー系の洋服と合わせるには綺麗すぎる気がして。

買ったばかりのデニムを穿き込むように、持っているスニーカーの中でもそこそこハイペースで履いてきたつもりです。

 

ここ最近は少し飽きを感じていて、出番が少なくなっていたスーパースター。

フリマアプリに出品するなりして、手放してしまおうかと考えていたこともありました。

 

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愛着が薄れてきたなら、手入れをする

そんなときには手入れをする。

自分が少しでも手を加えたものって、途端に愛着が増したりするから不思議です。

履く頻度が下がっていたスーパースターを手入れしてあげました。

 

といっても手入れに夢中で、ビフォーの写真は撮り忘れていました。

載せているのは全て手入れを終えた後のスーパースター。

 

手入れと言っても簡単で、ブラシで砂や埃を払ってあげて、紐も洗って漂白して、靴本体にはレザー用のクリームを塗り込んであげる。

30分も掛からないくらいで終わる作業ですが、これを終えると「ただ汚れてしまっただけ」だったスニーカーも雰囲気を纏い始めるので素敵です。

ただ歳を重ねるだけじゃなくて、日頃のメンテナンスが大切だということを再認識させてくれます。

 

横から見たときの表情。

履き始めたときは真っ白だったレザーも、少しの汚れを纏ってこそ美しいエイジングと微妙なコントラストを魅せてくれます。

 

adidasスニーカーの代名詞とも言える三本線。

東京に引っ越してからは高円寺の有名な古着屋、SAFARIに足運んではヴィンテージのスーパースターを眺めたりして。

本当に少しずつですが、貫禄を帯びはじめて雰囲気も近付いていっています。

 

昔のスーパースターは全体的に甲もかかとも低く、もっとのっぺりとしたローカットスニーカー。

それでいて縦長で、つま先のパーツも黄色っぽい (経年変化によるもの?)のが特徴。

この角度から写真を撮ると、よく似ています。

 

「やっぱり昔のスーパースターは格好いいな」なんて思いますが、比べてそう思えるのも「今」があるからこそ。

既に現行モデルを持っているのに、今更買い足すのもなんだかなあ、と思うので、今愛用しているこの1足を育てていきたいと思っています。

 

今まではサッと履きやすいように靴紐を緩めに通していたのですが、一度取り外したことを機に、少しキツめに通し直してみました。

丸っこいフォルムの現行モデルも、そうやってボディを引き締めることで少しばかりヴィンテージに似てきます。

それでも気になるなら、前々から気になっている「アスレチックシューレース」の靴紐に変えてみるのもいいな、と思っています。

 

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ぼくに経年変化の面白さを教えてくれたのはadidasだった

ぼくはレザーのジャケットや、デニム生地のジーンズが着用に伴ってくたびれては不思議な雰囲気を纏い、格好良さを増していく現象、経年変化が大好きです。

その面白さを最初に教えてくれたのは、間違いなくadidasだったんですよね。

 

小学生の頃、サッカーをやっていたぼくは両親にサッカースパイクを買ってもらいました。

履き続けるうちに、特にボールをよく蹴るインサイドにシワが寄って、何だか表情に独特の深みが出てきたように感じて。

 

それまでは”新品じゃなくなったものには価値がない”と思っていましたが、初めて”使い古されたものにはまた違った魅力がある”ことに気付きます。

スパイクがシワを刻んでいくごとに愛着も増していった。

 

野球をやっていた人の「グローブに思い入れを抱いてからはレザーのジャケットが好き。同じように経年変化を魅せてくれるデニムが好き」という話も聞いたことがあります。

自分が好きなものには、意識はしていなくても、振り返ってみるとちゃんとした理由があるものなのかもしれません。

ぼくがレザーやデニムに愛着を持つようになった最初の原点は、間違いなくサッカーを通じて得た経験だと思っています。

 

現在、靴屋さんで購入できるスーパースターには通常の現行モデルと、1980年代のデザインを再現した「80s」と呼ばれるモデルの2つが存在しています。

通常の現行モデルは1万円以下で買えてリーズナブルですが、愛着を持って履いたり、手入れをしながら経年変化を楽しむことを考えるなら、断然「80s」がおすすめ。

ぼくが履いているのも、もちろん80sモデルです。

 

本革のスニーカーを、丁寧に手入れをしながら愛着を持って履く楽しさを是非、感じてみてください。

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いわはし

いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。

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