草なぎ剛さんのファッションの楽しみ方が、ただただ素敵すぎた

朝から素敵な動画を見ました。

きっかけは何だったか忘れましたが、YouTubeで草なぎ剛さんのチャンネルを開いて、投稿されていた動画を見たんです。

 

芸能界でも随一のジーンズ好きとして知られている草なぎさん。

「たまに原宿のBerBerJinに来ているらしいよ」なんて噂は、ぼくも聞いたことがあります。

 

BerBerJin、1階の商品は何度か見に行ったことがあるのですが、「ヴィンテージ古着屋さんとしていちばん有名」と言われる所以でもあるジーンズは地下1階に並んでいるそう。

確かに地下へと繋がる階段があることは知っていたのですが、あの階段をぼくは一度も下ったことはありません。

 

なんかこう、冗談抜きでヤバいオーラが出ている気がするんですよね。もちろんいい意味で、ですけど。

「ここから先は伝説の秘宝が眠る地下倉庫だ・・・」みたいな。そのオーラに圧倒されてしまって、何だか怖くて、ぼくは一度も地下フロアへ足を踏み入れたことがないんです。

 

ヴィンテージのジーンズが大好きな草なぎさんはきっと、そこで買い物をされているのでしょう。

先ほど紹介した動画を見て、ぼくも勇気を出して地下のフロアに並んでいる商品を一度目にしてみたいと本気で思いました。

 

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「これ格好いいでしょ!」草なぎさんのファッションの楽しみ方が素敵

でも本題はそこじゃなくて、ぼくがこうして記事を書いているのは、草なぎさんのファッションの楽しみ方がただただ素敵だ、と心の底から思ったからなのでした。

 

草なぎさんのYouTubeチャンネルにはジーンズの動画も何本か公開されています。

動画内では「これが本当に格好良くてさ」「これ格好いいでしょ!」と、仰る姿から熱いジーンズ愛が垣間見える。

 

その姿を画面越しに見てぼくは、何だかハッとしたんです。

ただ純粋に自分が格好いいと思うものを、ただ純粋に楽しいから着るだけ。

ファッションって本来、そういうものなんじゃないかな、と思ったんです。

 

デニム、ジーンズへの熱い愛を語る草なぎさんは、人の目を気にして着る服を選んでいるようには全く見えません。

ただそれが好きだから、ただ格好いいと思うから。だから着たいし穿きたい。ただそれだけの気持ち。

 

だから動画を見ていても、ヴィンテージの高い洋服を買った自慢にも、知識をひけらかしているようにも全く見えないんですよ。

繰り返すようですが、だってご本人はただそれが好きで、ただ格好いいと思って、そこへの愛を語るときに自然と熱くなっているだけだから。

 

草なぎさんが100年モノのヴィンテージカバーオールを紹介されている動画。

こちらは特に見て欲しいのですが、もう、デニム愛がビシバシ伝わってきます。

 

是非動画を見て欲しいので、ここでは詳しくは触れません。

見ればきっとあなたも思うはずです。ファッションを楽しむって本来、こういうことなんだよな、って。

 

もっと自己中になって、自分のためにファッションを楽しもうと思った

草なぎさんに比べればちっぽけなものですが、ぼくも動画ではなく文章で発信をしています。

元々洋服は大好きで、文章を書くのも好きでした。

 

好きが高じて洋服のブログを書いているのに、気付けばアクセス数を増やしたいと思ったり、読んでもらえる記事を書かなきゃダメだ、と思ってしまうことがたまにあって。

そんなプレッシャーから悩みを感じることもあるのですが、一度頭を空っぽにして考えてみると、おかしな話だよな、と思ってしまいました。

 

元々は好きでやっていること。それで読んでもらえたら嬉しいよな、と思ってやっていることです。

読んでくれる人を楽しませることはもちろん大事ですが、それ以前に自分がまず自然と楽しんでいなくちゃ。

 

読んでくれる人を楽しませることは大事。

ですが、自分が本当に楽しんでいる姿を見て楽しんでもらえることが、何より素敵な形なんじゃないか、と思ったんです。

 

だからもっと自然にファッションを楽しむ。

記事ネタを探すために古着屋さんへ行って・・・なんてやっていたら、いつしか大切な「楽しい」という感情をどこかに忘れてしまいそうです。

 

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”装飾”が目的ではないヴィンテージの洋服にロマンを感じる訳と魅力

自分語りで記事を終えるのは何だか小恥ずかしいので、最後にぼくが動画を見て感じた、ぼくなりの”ヴィンテージアイテムの魅力”を書いてみたいと思います。

 

草なぎさんが動画でご紹介されているヴィンテージのジーンズやカバーオール。

”デニム”のアイテムは元々、おしゃれをするために作られたものではありませんでした。

 

歴史を辿れば、それらが作られたのはゴールドラッシュ時代、金鉱で働く人の作業着として作られたのが最初です。

破れにくく丈夫なデニム生地で作られたワークパンツ、それがジーンズ。

それから100年以上が経った今、当時の作業着だったジーンズが”ヴィンテージ”として高値で取引されています。

 

元々は着飾るための服じゃない、作業着だった。

時間が経って、今ではたくさんのファッションブランドが存在して、色々な洋服が販売されています。

 

そのどれもが”着飾る”ための服。人から格好いいと思われるための服、自分をおしゃれに見せるための服たち。

ヴィンテージの洋服を見ると、そういった類の洋服に手を伸ばさなくなる気持ちも、何となく分かって。

 

洋服を着る意味が違うんですよね。それを選ぶ意味が、理由が今の洋服の場合ならほとんどが自分の外側にある。

人からおしゃれだと思われるため、モテるため。

 

もちろん、その目的で洋服を着る人を否定する訳じゃありません。

洋服を着る理由や意味を自分の内側に持って、純粋に格好いいと思ったものを、純粋に楽しく着ていたい。

ぼくはこっちでありたいな、と改めて感じたんです。

 

当時は装飾性がなく、機能性を重視して作られた作業着たち。

装飾性のない洋服だからこそ、もはや自分の内側に洋服を着る理由を持っている人しか着ないんだろうな、とぼくは思っています。

そこに魅力を感じさせてくれるのがヴィンテージの洋服であり、それらが持つロマン。

 

・・・難しいことを言おうとして、綺麗にまとめようとしてそろそろ自分でも言いたかったことが霞んできてしまいました。

何はともあれ簡単なこと。ただ格好いいから、ただ好きだから、自分が着たい服を着る。

洋服が好きってただそれだけの話だし、それだけでオッケーだよね、って話です。

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いわはし

いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。

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