突き抜ける覚悟で満足に生きるか、人目を気にして煮え切らないまま生きるか

「それなら、思い切ってどっちかに振り切って欲しいな」

居酒屋でお酒を飲みながら、僕にそう言った友達の言葉は、その瞬間からやけに胸に残っていました。

 

もっと人目を気にせず、ありのままの自分を曝け出して生きるんだって、岡本太郎も言ってるよ。

そう言いながら取り出された本を、酔っぱらった勢いで、その10秒後にはAmazonで購入していました。

 

岡本太郎の「自分の中に毒を持て」という本。

学生時代、ブログを始めて知り合ったのは、やっぱりブログを通じて人気を得られるだけの魅力がある、頭の切れる人たちばかりでした。

 

そんな人たちと同じになりたくて、当時も意識だけは高く持つため、読書を習慣化しようとしました。

難しい本を読んで唸ってみたけど、実際はそこから学ぶことじゃなく、読むこと自体が目的になっていたので、そこから何かを得ることはありませんでした。

 

それから数年が経った今は、妙な自我や本を読んでる自分に酔ってる自分もいなくなり、純粋に何かを学ぶための手段として本を読むようになりました。

「自分の中に毒を持て」も当時、少しだけ読んでいたみたいですが、構え方が変わった今改めて読むと、衝撃的なものがありました。

 

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唯一無二の道を切り拓いた芸術家からの「ありのまま生きろ」というメッセージ

岡本太郎といえば、日本を代表する芸術家ですよね。

それまで日本で良しとされてきた「わび・さび」の感覚を全く無視して、独自の作品を生み出し続けた、とっても特異な方。

 

そんな人が日頃から考えていたこと、人生論が語られている訳ですが、これがことごとく常人の逆を行く発想の連続でした。

 

人と違うことが怖いんじゃない。

周りに自分を揃える必要なんてなくて、ありのままに生きれば自分の道は開ける。

全200ページちょっとを通じて伝えたかったメッセージは、上の一行に尽きるのではないかと僕は受け取りました。

 

長い目で見たときに、自分にとって本当に幸せな選択肢はどちらか

女の子にモテたくて、女子受けをしそうな服装をする。

そうしたら、それなりにはモテるかもしれません。

 

対して、自分が心から好きな服を着る。

多くの人からの賛同は得られないかもしれないし、もしかしたら女子受けだって悪いかもしれません。

 

ただ、自分が心から好きな服を着る姿勢を、とことん貫き続ける。

続けて突き抜けた先では、結果的に面白がられて、自分らしさを支持してくれる人がいつか現れるかもしれません。

 

女子受けを狙った格好をするよりも、短い目で見れば反応は得られず、自分の姿勢がウケる範囲もきっと狭いと思います。

それでも長い目で見たときに、本当のところ、自分はどっちを選びたくて、どっちの方が幸せなのかっていう、きっとそういう話です。

 

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孤独だとしても、自分だけは自分を信じて突き抜ける覚悟を

積極的にSNSや、今ならYouTubeで自分を発信している人たち。

自分はこれが好きなんだと、心の中には、人からどう思われようとそれを貫く姿勢を持っている人たち。

 

そんな人たちを、僕は心の中では格好いいなと思っている。

それでもどこかで少しだけ小馬鹿にしている気持ちも潜んでいるのは、自分がそちらへ振り切る覚悟がないことが原因だと自覚しています。

 

自分の心が赴く方へ突き抜ける覚悟を決めて、その姿勢が当分は人から支持されないとしても、自分だけは自分を信じて生きる道。

人から受け入れられないことは怖いから、世間一般に合わせて、それなりの幸せを掴もうと、何気ない顔で生きる道。

 

鏡で自分の顔を見ると、何とも垢抜けない、冴えない、何だか中途半端な顔をしているなと思います。

きっと両方の道の真ん中でどちらにも突き抜けられず、煮え切らない生き方をしているからです。

 

そこで覚悟を持て。自分を曝け出して生きろと、岡本太郎は本を通じてぶつかってきます。

今の僕と同じように、突き抜ける覚悟を持てずにいる人には、強く強く刺激を与える本です。

 

お前はどっちを選んで生きるのか。

26歳になって最初に読んだ本に、そろそろ覚悟を決めて生きないと、このままクソ煮え切らない人生をただ生きて、終えることを痛感させられました。

先延ばし、先延ばしで生きてきたけれど、ここが分かれ道なんじゃないかって。

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岩橋康太 aka タワー

岩橋康太 aka タワー

就職浪人からファッションブロガーに華麗なる転身を果たすも、Youtube、instagram等の新しいSNSの流れに乗り切れずジリ貧に。
2020年再起をかけて、代官山のセレクトショップ SAMVAスタッフ、ファッションブランド STOF営業見習い、ファッションブロガーの三足のわらじを履き直した25才。よろしくどうぞ。
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