1年半悩んだ頭皮ニキビを治した超具体的方法と実際にやったこと

1年半くらい前から、ぼくは頭皮にできた吹き出物にずっと悩まされ続けていました。

ただできるだけならまだしも、シャンプーをしたり、枕に頭を乗せるだけでも痛かったりするんですよね。

顔にニキビができたときと同じ痛みなので、ぼくは「頭皮ニキビ」と呼んでいます。

 

その頃は「まあ、少し放っておけば治るんじゃないか」

そう思って、特に何かいつもと違ったことや対策をするでもなく、毎日を過ごしていました。

 

しかし、それから1年が経っても頭皮のニキビは減ることがなく、むしろ増える一方でした。

少ないときは2〜3個になったりするので「ようやく落ち着いてきたか」なんて思っても、ひとつ治ればまたひとつ、新しい頭皮ニキビができていたり。

 

酷いときは頭皮全体で7~8個、ひとつひとつがなかなか大きい頭皮ニキビが存在していることもありました。

さすがに何とかしないと、このままの状態がずっと続くのは嫌だな。

 

そう思って対策を、と動き出したのが2ヶ月くらい前。

実に1年半くらい頭皮ニキビを放置していたので、動き出すのはめちゃくちゃ遅かったです。

 

しかし具体的に原因と対策を考えて実行してみると、頭皮の環境はあっと言う間に健康的なものになりました。

少なくとも常に7~8個の頭皮ニキビがある状況はおろか、小さいものがひとつ、ふたつ残っているくらいにまでは回復しています。

 

1年半ほど、痛みを伴う頭皮ニキビが治ってはまたできて、を繰り返していたぼくが、それらを治すために具体的にやってみて効果があったことを記事にしてみます。

 

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シャンプーをするときに頭皮ケアブラシを使うようにした

まず、最も効果があったと思われるのが、シャンプーで頭を洗うとき、頭皮ケアブラシを使うようにしたことです。

 

頭皮ニキビができる最大の原因は、頭皮に脂がたまってしまうこと。

特に頭皮には髪の毛があって、皮膚が顔なんかよりも密閉された状態に置かれているので、不潔な環境になりやすいのではないか、と考えました。

 

ならば、そんな頭皮を清潔な環境にするための工夫をしなくてはなりません。

そう考えて、指で洗うよりも頭皮全体に付いた汚れや皮脂をまんべんなく落とせそうな頭皮ケアブラシを、お風呂でシャンプーをするときに使うことにしました。

 

ぼくが使っているのは無印良品のポリプロピレン頭皮ケアブラシで、税込み690円でした。

シャンプーをするときに、軽く力を入れながら頭皮ケアブラシを持って、頭皮全体をマッサージするような感覚で髪の毛と頭皮を洗うようにしました。

 

ただ指で洗うよりも断然サッパリして気持ちいいので、頭皮ブラシを使うのはめちゃくちゃおすすめです。

 

お近くに無印良品がない方は、Amazonで評価が高くて、お値段も安いこちらのブラシもいいかもしれません。

 

頭皮への刺激が強い市販のシャンプーを使わないようにした

いくら1年以上放置していたとはいえ、ぼくが放置を続けていたのは具体的に何をすれば頭皮ニキビが治るのかをよく分かっていなかったからでした。

調べてみても対策や具体的な改善策はあまり出てこないので、考えることを放置して何もせずにいてしまったんです。

 

そんな中で、いつも髪を切ってくれている美容師の友達をはじめ、複数の美容師さんに頭皮ニキビが治らないことを相談してみたりもしました。

すると、ほぼ全員の美容師さんから口を揃えてもらった回答は「シャンプーが合ってないんじゃないの?」もしくは「泡を流し切れていないんじゃない?」というもので。

 

実家にいるときは頭皮にニキビができたことはほとんどなく、シャンプーも当時から似通ったものを使い続けていたので、他に原因があると信じていました。

しかし、1年半近く経っても治らないとなると、シャンプーを変えてみるのもひとつの手かもしれないと思い、遅ばせながらシャンプーについて色々と調べてみることに。

 

すると「市販のシャンプーは洗浄力が強すぎて頭皮への負担が大きい」なんて意見がたくさん。

今まで詰め替え用で300〜500円くらいのシャンプーを特にこだわりなく使っていたぼくですが、そうなるとここでも対策を打ってみる価値はあるな、と思いました。

 

色々と調べてみた結果、ぼくはルベルというメーカーの「ナチュラルヘアソーブ SW」を使っています。

調べてみるとシャンプーって本当にピンキリで、容量が少ないのに6,000円くらいするものだって平気でありました。

 

さすがにそこまでの金額を出すのは財布への負担が大きい。

そう思ったので色々と調べてみた結果、720mlも入っていて2,000円くらい(Amazon価格)で買えるナチュラルヘアソーブなら納得できるな、と思い購入しました。

 

実際に多くの美容室でも採用されているお墨付きの定番人気シャンプーとのこと。

これまで薬局で買っていた詰め替え用のシャンプー (350mlで300円くらい)に比べると確かに少し高いですが、とはいえめちゃくちゃに高い訳ではありません。

 

これと頭皮ケアブラシを使って頭を洗うと確かにサッパリするのですが、このシャンプーの特性上、洗い流すと髪が少しだけキシキシします。

ぼくはあくまでも頭皮のケアを第一の目的としているのでさほど気にしていませんが、気になる方はトリートメントも一緒に買った方がいいかもしれません。

 

ちなみに、こちらは記事を書いている前日に買ったものですが、ぼくも別で洗い流さないトリートメントを購入しました。

本当に髪がキシキシしてボリュームが出ているのが気になっているときだけ使おうと思っているのですが、試しに昨日使ってみたら髪がツヤツヤになって驚き。

 

ぼくの場合は頻繁に使うと頭皮が荒れてニキビにも繋がりかねない。

なので毎日は使わないと思っていますが、THE BODY SHOPの「グロッシングセラム GS」は頭皮を傷めず髪をケアするのにおすすめです。

 

1日に終わりにはしっかりお風呂に入ってシャンプーをする

当たり前のことかもしれませんが、1日の終わりである夜にはお風呂に入って、しっかりシャンプーをして頭皮の汚れを洗い流す。

これってとても大事なことだと改めて思いました。

 

忙しかったり疲れていたり、夜ご飯を食べて満腹になって少し横になると、そのまま寝落ちしてしまうことがぼくにはとっても多くあります。

しかし、そこでもうひと踏ん張りして、夜にはしっかりお風呂に入る。

 

現にぼくは1日の終わりにお風呂に入るようにしてから、頭皮ニキビは圧倒的に減りました。

実家で生活しているときには無縁だった頭皮ニキビが、一人暮らしを始めてからできるようになった。

 

じゃあ実家にいた頃と違うことって何だろうと考えてみると、朝にお風呂に入っていたのは大きな違いかもしれません。

これからは1日の終わりに、しっかりお風呂に入る生活に切り替えようと思います。

 

その他にも頭皮を健康な状態に保つためにやってみたこと

その他にも、頭皮環境の改善に繋がればと思って、色々なことを続けてみています。

主に大きな効果があったのは上のふたつに加えて、しっかり夜はお風呂に入ることだと思いますが、他にもぼくがやっていることを挙げてみます。

 

食後にサプリメントを飲む

直接的に頭皮ニキビと関係があることではないかもしれませんが、皮膚を健康に保つ働きを持つビタミンCと亜鉛のサプリメントを食後に飲むようにしています。

 

油の多い食生活から野菜を多く食べる食生活への改善

頭皮に脂が増えるのは、当然ながら油の多い食事に偏っていたところに原因があると考えています。

思い返せばぼくの食生活は朝ごはんを食べず、お昼はカップラーメンと菓子パンにジュース、夜はインスタントラーメンというものでした。

 

今思えばめちゃくちゃに油の多い食べ物に偏っています。

これが頭皮に脂を増やしてしまう大きな原因であったことは間違いなさそうです。

 

シャンプーを変えたり、頭皮ケアブラシを使い始めるのと同じくらいのタイミングで、ちゃんとご飯を炊く回数や自炊をする回数も増やしています。

ぼくは今のところ料理の知識があまりないのですが、とりあえず野菜をたくさん食べる食生活にするには、野菜炒めなんかを作るのが手軽でいいですね。

 

スーパーで食べたい野菜を買ってきて、ざっくり適当に切って、肉と一緒に炒めて香味ペーストや味覇で味付けすれば簡単に野菜炒めが作れてしまう。

料理をする人にとっては当たり前すぎることなのかもしれませんが、これだけで野菜を食べる機会が圧倒的に増えたので、この類の調味料って素晴らしい・・・。

 

お酒を飲む回数を減らす

ぼくはとにかくお酒を飲むのが大好きで、基本的には家でも時間があると何かしらを飲んでいることがとても多かったです。

酷いときは1人で350mlの缶を8本くらい飲んでいたりして、お酒代は一生節約できないな、と自分でも半分諦めているくらい。

 

特に疲れて帰ってきたりするとすぐに飲みたくなってしまうもの。

ですが、一度冷静になってどうしてお酒が好きなのかを考えてみると、シンプルに「シュワシュワした炭酸が好き」な部分が多くを占めていそうなのでした。

 

そこでAmazonで強めの炭酸水を買って、それを日常的な飲み物にしてみたら、あっという間にお酒を飲む回数が減りました。

お酒も飲みすぎると頭皮に限らず体にはよくないと思うので、お酒を控えたい人にも是非試してみて欲しいです。

 

適度に運動をして良質な汗を流す

大人になると圧倒的に運動量が減る訳ですが、そうすると普段からかく汗がベトベトして気持ち悪いものになるんですよね。

日頃からたくさん汗をかいていれば、汗をかいてもそこまで体の油が溜まっていないのでサラッとしている。

 

ベトベトした汗が頭皮にたまると、それも頭皮ニキビの原因になりそうだと考えて、時間があれば自分を奮い立たせて5kmほど走るようにしてみました。

 

なかなかサボってしまうので今は多くても週に1回くらいになってしまっています。

が、これも習慣化して週2〜3回くらい走れるようになれば、普段からかく汗の質もまた良くなるんじゃないかな、と思っています。

 

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頭皮の環境を清潔に保つことを考えれば頭皮ニキビは治せる

頭皮ニキビを撃退しようと色々と試していることをご紹介しました。

中でも特に効果があるのはやっぱり頭皮ケアブラシを使うことと、頭皮へのダメージが少ないシャンプーを使うことなんじゃないかな、と思っています。

 

まずは頭皮ケアブラシを手に入れて、市販の洗浄力が強すぎるシャンプーを変えること。

それらを使って、1日の終わりには頭皮をしっかり清潔に洗うこと。

 

この3つを心掛けた生活を続けてみる。

それで数週間ほど様子を見て、それでも変化がなければご紹介したように、食生活を改善したりしてみるといいかもしれません。

 

何より頭皮の環境を清潔に保つことを第一に考えて、そのための行動としてぼくは今回ご紹介したような対策と改善策を実際に行ってみました。

その結果、頭皮ニキビを無事に治すことができています。

 

頭皮ニキビがあると美容院で美容師さんにクシを入れてもらうのも痛かったり怖かったりするので、早く治したいですよね。

具体的な頭皮ニキビの改善方法が分からず悩んでいる方は、この記事で紹介した方法を是非試してみてください。

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いわはし

いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。

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