隠れた歩きやすいハイテクスニーカー。TOMO&Co×F-LAGSTUF-Fのコラボ

服を買うのが好きなのか、古着で安い服を見つけるお宝探し感が好きなのか。

もちろん両方なのですが、買い物へ行くと、どっちの方がより好きなのか、少し分からなくなります。

 

がっつりお洒落な古着屋さんにも行くことはありますが、それよりもブランド古着屋さんやリサイクルショップに行くことの方が多いです。

UNIQLOからハイブランドまで、色々なブランドの洋服がカオスに混在しているその中から「俺はこれが好きだ」と選ぶ行為がとても好き。

 

それこそが誰にも左右されず、本当に自分の好みで選んだもの、という感じがするからです。

 

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品質は高いのに中古相場は低い「もっと評価されるべき」シリーズ

そんなことばっかりを続けていると、いつの間にか洋服の品質を見る目が肥えてきます。

「え、こんなにいい素材や生地で作られた素晴らしい洋服なのに、こんなに安く売られていていいんだ」と思う服に出会うこともちらほら。

 

これまでにも、ぼくがブログで紹介してきた洋服にはそういったものがたくさん。

見かけると不思議な気分になって、「めっちゃいい買い物したでしょ」ってシェアしたいから、そんな記事を書くのが楽しいのかもしれません。

 

最近ぼくは新しくスニーカーを買ったのですが、今回のそれも、品質のわりに評価されていないシリーズ。

定価に対して中古相場が低過ぎてお得なシリーズです。

 

TOMO&CoとF-LAGSTUF-Fのコラボスニーカー

良質なスニーカーを作るブランド「TOMO&Co」とファッションブランド「F-LAGSTUF-F」のコラボスニーカー。

 

一見ベーシックな見た目をしたスニーカーのソールに透明のエアーが入ったソールを採用したりして、ハイブランドな雰囲気が特徴的なTOMO&Coのスニーカー。

F-LAGSTUF-Fは、原宿の有名な老舗古着屋「BerBerJin」から独立した方がデザイナーとして立ち上げたブランドです。

 

上の写真で見る分には、ベーシックな見た目をしたハイカットスニーカーでしょう。

 

しかし横から見ると、エアーが入った分厚い透明のソールが存在。

お陰で履き心地の良さはもちろん、履くと身長が2cmくらい伸びるので、ぼくも180cm台に突入します。盛れるというやつです。

 

ハイカットのスニーカーではありますが、履きやすさや機能性にも優れたとても優秀なスニーカー。

履き口はNIKEのエアハラチやDannerのWRAPTOP LIGHTと似た、伸縮性のある素材を使っています。

 

紐を緩めに締めて履くなら、脱ぎ履きするときに毎回紐を解く必要はないかもしれません。

ぼくはこのスニーカーの見た目的に、少しキツめに縛っておいた方が好きだな、と思っているので毎回紐を解き、ブーツのように履いています。

 

ベロの部分はメッシュになっているので、足が蒸れて気持ち悪さを感じたことは今のところありません。

ローカットよりも足が密封されやすいだけあって、こういった部分も素材使いを配慮しているのでしょうか。

 

裏にはTomo&Coのロゴマークらしきものが存在します。ハットを被ったジェントルマン。

 

パッと見、カジュアルなシューズだけれどソールは透明のエアーが入った変わりもの。

そんな1足を後ろから見るとこんな感じ。

 

ボディ全体はスウェード素材になっており、履き口は伸縮性のあるネオプレン (っぽい)素材で切り替え。

更にソールには近未来的な見た目をした透明のそれをドッキング。

 

なかなかユニークなデザインをしたスニーカーで、凝った作りをしているだけあって定価は4万円オーバー。

一方、中古市場では5,000〜1万円くらいで手に入れることができる、評価されてなさすぎる1足です。

 

モノの価値って定価だけで決まるものじゃない気もしますが、この歩きやすさと機能性、デザイン性と凝った作りのスニーカーが1万円なのは安いと思っています。

 

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ブーツ感覚で履いてみたいカーキ色のスニーカー

デニムと合わせて履いてみると、こんな感じ。

 

ダンボールやらギターやらが入っちゃう。部屋の中で土足っていうのもどうかと思いますが、外に出てセルフタイマーで撮影ってそこそこ恥ずかしいし、面倒に思ってしまいます。

何とかしたいとは思っていますが。

 

普段って黒いスニーカーを履くことが多いし、そうなった原点には学生の頃にファッション雑誌で「黒いスニーカーはコーデをまとめてくれる!」的な一文を読んだからだと思います。

 

そんな一文が何となく頭に残っていて、足元には黒い靴を履く人生を長く続けてきましたが、そろそろ何でも自由に楽しめばいいじゃん、と思うようになってきました。

若干の違和感はありますが、それは慣れによって解消されるでしょう。スニーカーが単体でも持っているカジュアルな雰囲気は、他の服との合わせ方でどうにでもなりそう。

 

記事を書いている今は買ってから2~3回、このスニーカーと一緒に長時間の外出を経験していますが、まあ歩きやすい。

身長が高くなるので少しだけ見える景色も変わるし、何より地面から足が浮いている感覚をしっかり感じます。

 

ソールが地面をバッチリ跳ね返してくれるので次の一歩を軽やかに踏み出すことができ、何より疲れにくいのが嬉しいところ。

 

ズボンの裾をロールアップして履き口を見せても格好いいし、気に入っています。

せっかくハイカットなんだから、夏に短めのズボンを履くときに合わせるとアクセントになってくれそうです。

 

今読んでいる本で「モノの価値は本来、買う人が決めるべきだったのに、今では供給する側が縛りすぎている」的な一文を読んで、考えさせられるところがありました。

自分が対象に大きな価値を感じたなら、高いお金を出してでも手に入れたいと思うでしょう。

 

しかし今は実家を出て生活に必要なお金の大切さや、お金を稼ぐことの大変さもある程度は考えるようになりました。

 

そうなると、学生の頃ほどは洋服にお金をポンポンと使わなくなったことも事実。

よっぽどの価値を感じない限り、高価なデザイナーズブランドの洋服を買うこともなくなってきました。

 

中古市場を覗いてみたり、特にオークションで服を買うということには、自分がそれにどれだけの価値を感じているのか金額で数字にすることができるので、面白いなと思っています。

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いわはし

いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。

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