もはやUNIQLOでは定番ラインとして展開されている「UNIQLO U (ユニクロユー)」のアイテムたち。
UNIQLO Uとは、UNIQLOと世界的ファッションデザイナーの「クリストフ・ルメール」が手を組んで洋服を作っているライン。
いわばUNIQLOの中で展開される小さなブランドのような存在です。
価格帯はUNIQLOが販売している通常ラインのアイテムと同じまま、世界的デザイナーのエッセンスを盛り込んで作られる洋服たち。
「どんな人が着ても似合う」という部分を大切に作られているのがUNIQLOの洋服だと思いますが、UNIQLO Uはそれを保ったまま、痒い所に手が届くデザインになっています。
通常ラインのUNIQLOなら「もう少しシャープなシルエットなら綺麗だったのにな」と思う部分も、しっかり格好良く仕上がっていたりして。
そんなUNIQLO Uのアイテムは、大型店舗のUNIQLOに寄る機会があれば、ぼくもいくらかチェックしています。
昨日はまさに大型店、新宿にある「ビックロ」に行ってきたのですが、そこで見つけたUNIQLO UのボーダーTシャツを気に入ったので買ってきたんです。
クールなボーダー柄が特徴の「オーバーサイズクルーネックT」
UNIQLO Uの「オーバーサイズクルーネックT (半袖)」
定価は1,500円+消費税ですが、春に発表されたこちらのアイテムは、夏本番へ入る前の現時点 (5月下旬)で既にセール対象となっていました。
そのお値段は990円+消費税と破格の安さ。
定価でも安いのに、これは買わない理由が見当たらないと思い、試着をした上で購入しました。
色味としては全部で4種類ありますが、新宿のビックロでは黒ベースに青でボーダー柄の入ったこちらの色が多く残っていました (1階しか見てこなかったので詳細は不明ですが)
他には白ベースに茶色っぽくボーダーの入ったもの、グレーベースにネイビー、ブラウンベースにオレンジの3種類で展開があって。
普通に4種類が並んでいたとして、普段のぼくなら今回買ったような黒ベースに青のボーダーTシャツは選ばないと思うんです。
たまたま、この色味をしたアイテムが残っていて、生地感やシルエットを気に入って、おまけにセールになっていた。
そんなきっかけから購入してみました。
人間は物を選ぶとき、選択肢は少ない方が迷うことも少ないなんて話を聞いたことがありますが、まさにそんな状況だったのかもしれません。
ビッグシルエット、肉厚な生地感、ボーダー柄なのに大人っぽい絶妙なバランス
先ほどの写真では少し柄が見えづらかったので、少し近くに寄って撮影をしてみました。
黒ベースに、緑にも近い青色でラインの入ったボーダー柄。
一般的によく見るボーダー柄としては、白ベースに赤と青のラインが入ったトリコロールカラーのもの。
はたまた白と黒が同じくらいの割合で入ったものや、黒と赤が同じ割合で入ったものだったりが多いように思います。
一言に「ボーダー柄」と言っても色味には種類がたくさんある中で、それらにしか挑戦したことがなかったぼく。
柄としては同じでも、黒ベースに青の組み合わせにはクールな大人っぽさを感じるので新鮮です。
色味によっては子供っぽくなりがちなボーダー柄のTシャツですが、これに関してはむしろ大人っぽさが漂っているので、意外と合わせる服を選びません。
形としては今っぽく、肩を落としたビッグシルエット。
身長178cmで痩せ型のぼくはMサイズを選びましたが、着てみると袖が肘の関節まである「5分袖」くらいの感覚です。
肉厚でドライな雰囲気の生地感からは、雑にガンガン着ても簡単にはへこたれなさそうな強さと頼り甲斐を感じます。
胸ポケットはシンプルなデザインのアクセントになってくれる上、スマートフォンなどを入れるのに便利なので普通にありがたいポイントです。
ぼくが地味に気に入っているのは、ボディーの脇に切れ込みが入っていること。
そして前身頃よりも後ろ身頃の方が少しだけ長い作りになっています。
動きやすさに絶大な変化を与えるという訳ではありませんが、見た目に「抜け感」を与えてくれる重要なポイント。
こういう小さな部分にまで凝っているところに、世界的デザイナーの仕事っぷりを感じます (何だか偉そうですが)
UNIQLO UのボーダーTシャツでコーディネートを5つ組んでみた
ということで今回は、UNIQLO Uで買った黒×青のボーダーTシャツを使って、手持ちの服を合わせながら実際にコーディネートを組んでみました。
UNIQLO Uの全く同じアイテムでなくても、似た色味のボーダーTシャツをお持ちの方の参考に、少しでもなれば幸いです。
大人っぽくスタイリッシュな「ボーダーTシャツ×黒スキニー」コーデ
・黒スキニー:Dcollection
・スリッポン: iroquois
全身をほとんど黒色のアイテムで揃えたモノトーンのコーディネート。
ビッグシルエットのTシャツと細身の黒スキニーパンツを合わせて、今っぽい雰囲気を意識してみました。
トップスのサイズ感が大きめでやや主張が強い分、ボトムスは細身にしてコーディネート全体のシルエットにメリハリをつける。
いわゆる「Yラインシルエット」のコーディネートで、全体で見たときのシルエットバランスを綺麗に見せる方法のひとつです。
足元に合わせるスニーカーとしては、CONVERSEの定番人気アイテム「ジャックパーセル」もおすすめ。
やんちゃな雰囲気の「ボーダーTシャツ×ダメージデニム」コーデ
・ダメージデニム: GAP
今回ぼくが購入したUNIQLO Uのボーダー柄Tシャツはやや大人っぽい色味。
ボーダー柄のラインとして入っている青色を拾って、ボトムスにも同色系のダメージデニムを合わせてみました。
薄い色味のデニムジーンズは、意外と合わせるトップスを選ばない便利なアイテム。
トリコロールのボーダー柄Tシャツと合わせればカジュアルに、白×黒や赤×黒のボーダー柄Tシャツと合わせればロックな雰囲気に仕上げてくれます。
今回のように黒×青のボーダー柄Tシャツと合わせてみると、少しやんちゃなコーディネートに仕上がりました。
やんちゃとは言っても悪ガキのような雰囲気ではなく、少し子供っぽさも残っている大人のような。
ネックレスやリングなど、シルバーアクセサリーの生えそうなコーディネートです。
適度にゆるくカジュアルな「ボーダーTシャツ×カーキのイージーパンツ」コーデ
・イージーパンツ: 古着 (原宿 LEMONTEA)
限りなく緑色に近いブルーな色味をしたボーダー柄のラインに合わせて、これまた同色系のカーキをボトムスに合わせてみました。
コーディネートを組むとき、ぼくは全体を通して使う色をできるだけ3色以内にするよう心掛けています。
そうすることでコーディネート全体に統一感を持たせることができるから。
その一環として、トップスに採用されている色の要素をボトムスにも取り入れることはとても有効で。
なのでこちらのコーディネートでも、青のラインと同色系のカーキをボトムスに採用してみました。
ボトムスも適度にゆるい雰囲気を持ったシルエットなので、Tシャツのビッグシルエットと相まって適度にゆるい雰囲気に。
それでいてカジュアルな、いわゆる「ゆるカジ」なコーディネート。
個人的にはとても好きなジャンルです。
少し癖が強めで遊び心のある「ボーダーTシャツ×ワイドデニム」コーデ
・デニムパンツ: Dulcamara
腰回りにタックを取り、ゆとりを持ったシルエットでありながら、裾へ向かうに連れて幅が細くなる「テーパードシルエット」のワイドデニムを採用したコーディネート。
分かりやすくテーパードしたシルエットですが、腰回りがなかなかワイドなので単体でも癖はやや強め。
ビッグシルエットのTシャツと合わせてみても、何だかジャストサイズに見えてくるくらいには癖と存在感の強いDulcamaraのデニムパンツ。
これだけのワイドデニムと合わせるのであれば、Tシャツはもうワンサイズ上を選んでみてもいいかもしれません。
少しの癖と遊び心を持った、風変わりなコーディネートが好きな人におすすめです。
総額約5,000円。上下共にUNIQLO Uの「ボーダーTシャツ×ワイドチノ」コーデ
・チノパンツ: UNIQLO U
最後は上下共にUNIQLO Uのアイテムを使ったコーディネート。
ワイドシルエットのチノパンツは2018年の秋冬に購入したものを穿いています。
チノパンは当時の定価で3,990円。
シーズン終わりまで残ってセール対象になると1,990円にまで値下がりしていたりもしました。
ぼくはこちらを定価で買ったので、上下を合わせて総額は約5,000円と安上がりなコーディネートです。
このコーディネートの場合は合わせるボーダーTシャツが他の色味だとカジュアルで子供っぽくなりすぎてしまうので、黒×青のアイテムならではの仕上がり。
大人の余裕を感じさせてくれるコーディネートになりました。
合わせるボトムスを選ばず、大人っぽく仕上がる「黒×青」のボーダーTシャツ
個人的には今まで、黒と青の組み合わせにどこか苦手意識を持っていたので、あまり着る機会がありませんでした。
セールで990円と安かったのでたまたま買ってみたUNIQLO UのボーダーTシャツですが、試してみると意外にも合わせるボトムスを選ばなかったのが嬉しいところ。
黒スキニーと合わせて今っぽくスタイリッシュなコーディネートにも、チノパンと合わせてゆるく大人っぽく着ることもできる非常に振り幅の広いアイテム。
これが他の色味だったらここまで色々な色味のボトムスと合わせることはできなかったと思うので、挑戦してみて正解でした。
迷ったら「ボーダーTシャツ×黒スキニー」コーデがおすすめ
これまで黒ベース×青ラインのボーダーTシャツの例を挙げながらコーディネートをご紹介してきました。
それぞれ違った魅力と雰囲気を持っていますが、5パターンも見ると最終的にはどんなコーデを組もうか迷ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは「ボーダーTシャツ×黒スキニー」のコーディネートがおすすめ。
黒ベース×青ラインのボーダーTシャツを採用する場合はもちろん、黒スキニーならトリコロールでも、黒×白でも黒×赤のボーダーTシャツでも全体を綺麗にまとめてくれるからです。
低価格で高品質の黒スキニーなら、ぼくも日頃から愛用しているDcollectionのアイテムがおすすめ。
送料も無料な上、ネットショッピングでも商品ページには体系別にスタッフさんが実際に着用された際の写真や感想が載っているのでサイズ選びも安心です。
ボーダー柄のTシャツを使ったコーディネートをスタイリッシュに仕上げたいときは、ぜひDcollectionの黒スキニーをチェックしてみてください。
いわはし
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