キャップと刺繍と接着芯。雑に残ったそれに、どうしても感じてしまう安っぽさ

久しぶりに駅前のデパートに言って、中にあるセレクトショップで洋服を見てきました。

パッと見て、格好いいなと思ったジェットキャップがあって。値段も6,000円ほどとお手頃だったので、買おうかなと思っていたそのとき。

 

それはキャップのいちばん目立つ、ツバ上の部分と後ろのサイズ調整を行う部分に小さく刺繍が施されているものだったんですね。

その文字が気に入って、買ったら「こんな理由で買った」と記事も書けるな、なんて思いながら。

 

素材も6,000円なら妥当で、いいなと思っていたのですが、ただ気になることがひとつ。

ツバ上に施された刺繍、キャップの内側、つまり刺繍を裏から見るとそこには”接着芯”のようなものが残っていて。

 

それを見て、ぼくは買うのを辞めてしまったんですね。細かいことだし、被っているときは他の誰にも、それどころか自分にも見えない部分であって。

ただ、それでも、どうしても気になってしまうんです。

 

結局、その帽子を買っていないので画像付きでは説明できないのですが、刺繍とそれに伴う接着芯って、きっと皆さんも見覚えがあるはずで。

シャツでもTシャツでも、それこそキャップでも、刺繍が施されているアイテムの、刺繍部分を裏側から見たとき。

表にはない白い布のようなものがそこにはありませんか?接着芯って、それのことで。

 

・・・と思ったら、ありました。接着芯を使って刺繍を施したアイテムがぼくの部屋にも。

NEW ERAとGOD SELECTIONのコラボキャップ。最近のぼく髪の毛がボサボサで、それでいて何ヶ月も染め直していないので根元が真っ黒で。

 

さらにさらに、最近すごくフリースタイルラップの動画を見ることにハマっているんですよね。

だから服装も少しだけB-BOYに寄っている気もして、このキャップはよく被っています。

ちなみに、格好いいなと思っているのは呂布カルマです。そもそもあの方はキャップを被ったりしない方ですが。

 

関係ない話を挟んでいましたが、そういえばNEW ERAのキャップは刺繍の裏に接着芯を使っていたな、と思い出しました。

数字の”38″とあって、3と8の間、そして8の空洞部分に接着芯が残っています。安いシャツやTシャツに施された刺繍の裏側でよく見かける接着芯とは、これのこと。

 

このキャップの場合はまだ、一応にも最低限は接着芯を取り除いてくれていますよね。

ただ、今回買うのを辞めたキャップの場合は、裏側には文字がはみ出ないよう型取った、長方形の接着芯がそのまま残っていて。

 

余分な接着芯を取り除いてくれていない分、どうしても雑な印象を受けてしまったんです。

仮にはみ出した接着芯を綺麗に取り除くとすれば、その分だけ工賃が発生するので定価も高くなるとは思いますが。

 

GOD SELECTIONのキャップの場合も、この接着芯が露呈していたら気になるかもしれません。

しかし、そもそも刺繍部分が汗止めのパーツで隠れているため、それをめくるなりしないと接着芯が覗くことはまずありません。

 

汗止めをめくるなんて、普通にキャップを被っていたらまずないこと。だから普通に帽子の内側を覗いても接着芯は見えないし、それゆえ気になったりもしなくて。

だからこれの場合、ぼくにとっては全然問題がないんですよね。

 

話を、一部の服やキャップはどうして刺繍を施すときに接着芯を使うのか?という部分に戻します。

刺繍を施す生地が薄かったり、目が粗かったりすると、そこに直接刺繍を施してしまっては生地がボロボロになってしまいます。

 

だから、それを防ぐ為の接着芯。裏側から施す当て布のようなもの。

ぼくは、それが残っている製品ってどうも買う気になれなくて。というのも、それがあるだけで途端に安っぽく見えてしまうからなんですね。

 

その当て布だったり、接着芯っていうものは、ある程度定価の高い服だったりすると、やはり付いていないんです。

そもそも使っている生地が良質なものだから、刺繍を施したところでダメージを気にする必要がなかったりするのでしょうか。

あるいは、接着芯を使ってはいるけれど、刺繍を施した後で余分な部分を綺麗に取り除いているとか?(考えづらいですが)

 

表から見る分には特に気にすることはないのですが、ふと裏を見ると気持ちが萎えてしまうというか。

6,000円ほどで売られているキャップでも、接着芯を使わずにはいられないレベルのベースを使っていたりするんだな、なんて思ってしまいました。

 

あるいは、そもそもキャップ自体が、生地の問題で刺繍を施す際に接着芯を使わないことが難しかったりするのでしょうか。

大人気のBALENCIAGAキャップ。その裏側を見てみたいな。高すぎて買うことはまずないけれど。

 

こんな風に、ただ人から見てお洒落に思われればそれでいいとか、そういう次元を超えて服を楽しんでいると、いつの間にかこんなに細かいことにまでこだわるようになってしまいます。

キャップの接着芯に関しては、ぼく自身がキャップを被るようになったのがつい最近のため、これから色々なアイテムを見ながら知識を深めていきたいと思っていて。

 

ただ、シャツやTシャツに関しては、接着芯を使わなければ刺繍を施せないものの場合、それは大抵、あまり良質な生地を使っていないんです。

あくまで目安ですが、それでもある程度のクオリティーをそこで判断することはできるので、気にしてみると面白い部分です。

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いわた

いわた

1994年生まれの24歳。大学在学中にブログを始め、卒業後はブロガーとして独立。主にファッション系の記事を書いています。
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