
もうね、タイトルの通りです。
やっぱりぼくは、ジャックパーセルが大好きだ。
22年間生きてきて、同じスニーカーを買い直したのはこれが初めて。
先代のジャックパーセルは大学生の頃に買って、そこから1年半くらい履いた。
かかと内側の生地がボロボロになってきたから、もう寿命だと思って手放した。
それから3~4ヶ月くらい、これといって足元を意識することがなくなって。
履くのが圧倒的に楽なiroquoisのスリッポンをめちゃくちゃヘビロテしていました。

ちょっとそこまで出掛けるときも、遠くへ行くときも。
靴底がやや薄めだから履き心地がいいとは言えないけど、とにかく履くのが楽で。
その上、それなりにコーディネートをキメてくれるから。
でも、あまりにも靴の選択肢が少ないことに日頃から慢性的に「これでいいのかな?」と感じていました。
革靴とスニーカーを合わせて10足くらい持っているんだけど、履くのはほとんどスリッポンだけで。
わりと気分でファッションを楽しむぼくは、日によってかなり違った格好をします。
そんなぼくの、どんな服装にも合わせてくれる靴はこのスリッポンしかなかった。
ファッションブロガーです!とかやってると、周りから「今日のコーディネートのポイントは?」と聞かれることがあるんだけど。
ぼくのコーディネートにポイントなんてほとんどなくて、直感と気分でしかありません。
全体のバランスうんぬんは、高校生の頃に雑誌を読んである程度の基礎を身につけたっきり。
あとは自分の直感と気分に従って、どれだけ気持ち良くなれるかを大切にコーディネートを組んでいます。
そうやってワガママにコーディネートを組むぼくだけど、それと最後に合わせる靴は少し話が違うと思っていて。
どれだけ気持ちよくなれたって、それを生かすも殺すも靴次第だと考えています。
おしゃれは足元からなんてよく言いますが、それは本当にその通り。
靴って究極の脇役であり、ある意味主役なんですよね。
だから、ぼくも洋服と靴の相性だけはワガママにならず慎重に考える。
でも、正直そこまで考えるのは結構めんどくさくて。
どんなコーディネートにもばっちりハマってくれる靴が欲しいんです。
気分の上がるコーディネートを組めたら、あとはそこにサッと履くだけで全体を引き締めてくれるような。

そんなワガママを叶えてくれる、非常に優秀なスニーカーがジャックパーセル。
もう、どこを探してもこいつ以外いないと思ってます。

コンバースといえばオールスターが大人気ですが、ぼくは断然ジャックパーセル派。
つま先にあるこれ、通称”スマイル”がお茶目で好き。
「おかえり。浮気せずに戻ってきたか」
なんだかこの口元には、そんなことを言われている気がします。

前回は普通のジャックパーセルを買ったんだけど、今回はヴィンテージライクな見た目をした限定モデル。
大きく違うのはボディに施したステッチが白色で目立つのと、紐が細めになっているところ。
ちょっと古臭い見た目が、ぼくの大好きなゆるくてカジュアルなファッションとの相性も抜群で。

これから気温が上がってくる季節、男のファッションは白無地Tシャツとジーンズ、ジャックパーセルで完結させていいよね?
異論は認めません。
あ、ソックスは白でもいいな。
限定モデルらしいから毎シーズン売っているのかはわからないけど、値段も7,000円と買いやすいのがとてもいい。
普通のモデルだって6,000円ちょっとですよね。背伸びせずに買えるこの感じも好き。
こいつもボロボロになったら、また買い直して履きたいと思います。
どんなワガママも広い心で受け入れてくれる母親みたいなスニーカー、ジャックパーセル。
ぼくはこいつが大好きです。

いわはし

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