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いわタワー

服マニア学生ブロガーが洋服に関するあれこれを独特の切り口から記事にしてお届けするファッション系ブログ

服屋で働く僕が選ぶ3万円以内で買えるおすすめのジャケット3選

ファッション
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こんにちは、いわたです。

 

2月は今のところ買い物同行サービスの依頼を4件頂いています。すごく嬉しいです。

昨日も依頼を頂いたので買い物に同行をしてきたところです。

依頼をしてくださったのはなんとブロガーさん。

しかしただのブロガーではありません。

月に約60万PV以上という恐ろしい数字を誇る大人気ブログ「今日はヒトデ祭りだぞ!」を運営するヒトデさんです。

60万PVって…僕の約20倍です。こっちがお金を払ってブログの運営ノウハウを教わりたいくらいでしたが、今回は僕が偉そうに服選びの極意をお伝えしてきました。

 

 

依頼内容と予算

今回は3万円以内で買えるテーラードジャケットを選んで欲しいという依頼内容でした。

事前に、普段はどんな服を着ているか、何色のジャケットが欲しいか、シルエットの例をいくつか挙げて希望に近いものを選んで頂くなどして依頼者のヒトデさんを質問攻めにしていました。

それらのご希望に添えるよう、数あるジャケットの中から徐々に候補を絞っていきます。

その結果、自信を持ってオススメできるジャケットを買えるお店が多数揃っている場所として今回の買い物同行は渋谷スタートとなりました。

 

ジャケットの値段はピンキリ

ジャケットの値段は安いものなら量販店で数千円で買えますし、高いものとなれば数十万円は当たり前になってくるので本当にピンキリです。

本場、イギリスにて数十年修行をした末、初めてジャケットのデザインに取り掛かるデザイナーもいるくらい奥の深い世界です。

より身近なもので例えるとお寿司の板前さんみたいな感じかな。

 

とはいえ上を見ていると本当にキリがないので僕は個人的に高くても10万円までのドメスティックブランドが発売するテーラードジャケットをおすすめしています。

予算が3万円もあればジャパンメイドの良質なジャケットが手に入ります。

 

ジャケット選びで重視するポイント

僕がテーラードジャケットを選ぶ際に重視している部分はたくさんありますが、その中でも特に以下のような条件を満たすものを選ぶようにしています。

 

袖が本切羽仕様になっている

僕はこれに関しては繰り返し言っていますが、袖が本切羽仕様になっていないジャケットは圧倒的に安っぽく見えます。

本切羽とはジャケットの袖についたボタンが飾りではなく実際に開け閉めできるもののことを言います。

最近では必ずしも本切羽=高いものではなくなっていますし、COMME des GARCONSやyohji yamamonoなど日本のハイブランドでも飾りボタンにしているジャケットはよく見ますが、あれはデザイナーの遊び心です。

それに世界的に有名なブランドの顧客にはリサイズをする外人の方が多く、本切羽の場合は手間が掛かるからでしょう。

 

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引用:http://www.oricon.co.jp/news/2055285/photo/12/

 

本切羽仕様になっていればボタンを開いて石田純一みたくジャケットの腕まくりができるんですよ。それはどうでもいいんですけど。

 

センターベンツ・サイドベンツの有無

センターベンツとはジャケットの後ろ身頃真ん中に入ったスリットのことを指します。サイドベンツとはその名の通り両サイドに入ったスリットのことです。

これらのうち、どちらかが入っているだけでジャケットも体の動きに合わせて動いてくれるようになるので動作をしたときの窮屈さが軽減されます。

ジャケットにはピッタリしたシルエットのものが多いので、それだけ身幅も細く作られているんですね。

こういった工夫のあるものを選んでおくのがベストです。

 

ダーツの有無

ダーツとは前身頃にある縦の線を指します。

これは体に対するフィット感を高めるために身幅の生地を縫って寄せたことからできています。

これがあると、より体にフィットする立体的なシルエットが際立ちます。 

 

肩の入り具合

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引用:http://www.vogue.co.jp/popup_collection/Thom-Browne/12aw-mens/runway#4

 

厚めの肩パッドが入っていると一気に野暮ったくビジネス寄りな印象になってしまいます。

普段着としてカジュアルに着るのであれば薄めのパッドが入っているものを選びます。

 

ラペルの太さと開き具合

ラペルとはテーラードジャケットを象徴する襟を指します。

ここが細すぎるとモードでやや尖った印象に、太いとカジュアルな印象になります。

 

良質な生地・素材を使っているか

僕が10万円くらいまでのドメスティックブランドをおすすめする最大の理由はここにあります。

ジャケットの値段って上を見ているとキリがありませんが、10万円のジャケットとそれ以上の値段で売っているインポートブランドのジャケットでも、生地の質に決定的に大きな差はないと思っているんです。

SAINT LAURENTのくらいのレベルまで行くとあの細いラペルに光沢のある生地、細部にまで拘ったディテールなど、総じて美しいシルエットをおかずに白飯を食べることもできますけど、そこまで行かない限り話は別です。

 

カジュアル向きなボタンの数

 一言にテーラードジャケットと言ってもボタンの数が違うものがたくさんあります。

1つボタンであれば割とスタイリッシュにモードな雰囲気。

2つボタンならカジュアルな雰囲気で色々な服に合わせやすい。

3つボタンだとビジネス寄りで少し野暮ったい印象。

 

普段着として着るのであれば手持ちの服にもよりますが1つボタンか2つボタンのジャケットをおすすめしています。

 

候補のテーラードジャケットは3つ

上で挙げた条件の全ては満たしていなくとも、これなら自信を持っておすすめできると思ったものを3つ絞って提案をしました。

 

STUDIOUS(ステュディオス)のT/R1Bジャケット

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引用:http://zozo.jp/shop/studiouslab/goods/4552862/?did=14865904

 

MADE IN JAPANブランドを世界に発信するセレクトショップ、STUDIOUS(ステュディオス)の定番アイテムでもあるT/R1Bジャケットです。お値段は20,304円(税込み)。

商品名にあるTはテトロン(つまりポリエステル)、Rはレーヨンと、それぞれ使っている素材を表しています。1Bは1つボタンということですね。

 

このジャケットは僕もよく着ていました。よくあるウール100%やポリエステル100%のジャケットとは違い、生地にはレーヨンを35%使っているので柔らかく適度な落ち感と光沢が上品なジャケットです。

裏地には高級ジャケットにもよく使われるキュプラを贅沢に100%使っています。そのため非常に袖通しがよくシャツの上からでも着やすくストレスがありません。

 

シルエットも申し分なく美しいです。

ただモード思考なセレクトショップなのでオリジナルアイテムもミニマル。全体的にかなり細い作りになっているので普段他のブランドで選ぶサイズよりも上のものを選ぶことをおすすめします。

 

デメリットとしてはやはりレーヨンを仕様しているので耐久性に欠けます。僕も実際に1年くらい着ていましたが劣化が速いので手放しました。店員さんの接客がしつこいのも玉に瑕。

 

VANQUISH(ヴァンキッシュ)のT/Rストレッチテーラードジャケット

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引用:http://zozo.jp/shop/vanquish/goods/9432241/?did=23488638

 

渋谷を代表し長年の間109メンズに君臨するブランド、VANQUISH(ヴァンキッシュ)が展開するT/R素材を使ったテーラードジャケット。お値段は16,200円(税込み)。

 

VANQUISHといえば僕が中学生の頃はよくメンズエッグに載っていましたし、世間一般的にもギャル男御用達のブランドといったイメージが強いかもしれません。

しかしそれは数年前までの話で、今のVANQUISHは割とカジュアルな傾向にあります。

別ラインのBlack by VANQUISHではスタイリッシュなルックを東京コレクションで発表していたりと、デザイナーの石川涼さんの試みがとにかく面白い。

 

こちらもSTUDIOUSのジャケットと同じくT/R素材を使っていますが、それに加えてポリウレタンも5%使っています。

ポリウレタンを入れることによって伸縮性がよく、タイトなシルエットながらも動きやすさも配慮されています。この配慮にはお店で内タグを見たときに少し感動しました。

 

僕は好きですが、こちらのジャケットはヴァンキッシュのアイコンでもある”V”のロゴタグが袖部分に縫い付けられているので、そこで好みが分かれるかもしれません。

 

CasperJohn(キャスパージョン)のポリトロテーラードジャケット

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引用:http://zozo.jp/shop/auntierosa/goods/5840567/?did=16998800

 

レディースファッションで有名な会社「アンティローザ」が展開するメンズブランド、CasperJohn(キャスパージョン)が毎シーズン定番的に発売するジャケットです。お値段は16,200円(税込み)。

”ポリトロ”と呼ばれる独特のポリエステル生地を使っています。

この生地の特徴はとにかく軽くシワになりにくいこと。

実際に試着をしたヒトデさんも「軽い。着やすい。これ結構好き。」とおっしゃっていました。

 

実は僕もこのジャケットを持っています。当時高校生だった僕は読者モデルの大倉士門くんが着ているのを見て憧れたのが買うきっかけとなりましたが、今になってもこのジャケットは大切に着ています。

というかまだ着れるんです。非常に質も良く耐久性があり、タイト過ぎずルーズ過ぎないシルエットがどんな服にも合わせやすいです。

実は買い物同行する前日はこのジャケットを着てバイト先に出勤し仕事をしていたのですが、人におすすめすることを意識して着てもやっぱり抜群に良いです。これが16,200円で買えてしまうなんて。

 

1つ懸念があるとすれば、ジャケットにしては少し珍しくパリッとした生地感なので人によっては好みが分かれるかもしれません。

 

VANQUISHのジャケットをお買い上げ

これら3ブランドのジャケットをヒトデさんに提案した後、実際に店舗へ足を運んで試着をし、ヒトデさんが着たときの主観的な感想と、僕が客観的に見たときの意見をすり合わせていきました。

 

最初にVANQUISHへ行き、次にCasperJohn、最後にSTUDIOUSの順で試着。

僕も全て隣で見ていましたが、VANQUISHでネイビーのジャケットを着たときのヒトデさんが最も格好良かったのでおすすめさせて頂きました。

その後、もう1度VANQUISHへ足を運び、再度確認を兼ねて試着をした上でジャケットを購入されました。

 

まとめ

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(写真はジャケットを購入したヒトデさん)

ジャケットに合う黒スキニーはこちらの記事で紹介しています。

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