TOWER REPORTS

恵比寿リキッドルームの「We will meet again」Tシャツを購入しました

新型コロナウイルスの拡大を防ぐため、多くの飲食店やライブハウス、小売店が営業を自粛していますね。

全国的な自粛ムードの中、営業を停止しなかったパチンコ屋さんがありました。

 

確かにパチンコは不要不急な外出だとは思います。

今この時期に、パチンコを打ちに行く人の気持ちも、ぼくには少し分からなかったかもしれない。

 

結果として、営業を自粛しなかった店舗の名前を、政府は公表しましたね。

ただ、そこまでやっておいて、後日開かれた会見で総理が「あくまで”自粛のお願い”だったにも関わらず、ほとんどのお店が営業を停止していることに感謝している」と言っていました。

 

その姿勢は、何だか卑怯なのではないかと、少し思ってしまう。

それでも、日本ではずっと「そうと言った訳ではありませんよ・・・?」なんて、責任を取りたくない人たちによる政治が続いているので、憤りを感じたところで無駄な気もしています。

 

ぼくたちはそんな国に生きている訳で、今回の自粛もあくまでも自分たちの意思という形になっています。

会社やお店がそれぞれ、どうやって責任を逃れるかを考えている国に代わって、従業員を守るため、日本を守るために、覚悟を決めて営業を自粛してくれているのだと、ぼくは思っています。

 

あくまでも”自粛”という形なので、その間に収益がなくとも、国は保証なんてしてくれない。

今までぼくたちに美味しいご飯や楽しい場所を提供してくれたそれらの会社は、とても苦しい状況にあるはずです。

 

ぼくは決してお金をたくさん持っている訳ではありません。

それでも、自分がお金を使うことによって、少しでも何かの力になることはできないか、とも思っています。

 

ぼくは音楽がとっても好きです。

家にいるときはもちろん、外での移動中でも、基本的にはずっと誰かが作った音楽を聞きながら生活をしています。

 

時折、好きなミュージシャンのライブに足を運んだりもする。

そのための場所を提供してくれているライブハウスって、音楽が好きな人たちにとって、なくてはならない場所だと思います。

 

全国にはたくさんのライブハウスが存在します。

そのどれもに行ったことがある訳じゃないし、全ての場所にお金を落とすことは、残念ながら今のぼくにはできません。

 

だから、それぞれが思い入れのあるライブハウスの力になれたらいいんじゃないかな、と思っています。

 

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恵比寿リキッドルーム の「We will meet again」プロジェクト

全国で多くのライブハウスが色々な方法でプロジェクトを立ち上げていますが、ぼくが支援したのは恵比寿リキッドルームのプロジェクト。

リキッドルームにゆかりのあるミュージシャンが協力して、オリジナルのドネーションTシャツを作成し販売をしています。

 

Tシャツ単体ではもちろん、リキッドルームの営業が再開した際にドリンクと交換できるロゴ缶バッジの付いたバージョンも。

 

ぼくがこのプロジェクトを知ったのは、坂本慎太郎さんが大好きだからでした。

今回、坂本慎太郎さんがリキッドルームのために作ったTシャツを購入。

 

ドリンクが付いていない、普通のTシャツを1着買うだけでも、1,000円くらいはリキッドルームにお金を渡すことはできるのではないでしょうか。

 

坂本慎太郎さんのアルバムには「ナマで踊ろう」という作品があるのですが、それをプリントしたTシャツ。

こんな時期にそれを作るなんて、やることがイチイチ格好良すぎて痺れます。

 

最初は坂本慎太郎さんと電気グルーヴの2組が参加している企画だったのですが、この記事を書いている5月15日現在、参加アーティストは計4組。

サカナクションとTHA BLUE HERBという、これまた豪華で格好いい2組が追加で参加しています。

 

リキッドルームはキャパシティでいうと1,000人前後のライブハウス。

老舗の素敵なライブハウスで、ここでライブをやるのは真に格好いいバンドばかり、という印象を勝手に持っています。

 

今、アリーナクラスの会場でライブをするミュージシャンも、リキッドルームのステージに立っていた過去がある。

ライブハウスの存続は、素晴らしいミュージシャンの方々が今後より大きく活躍の場を広げるためにも、なくてはならない場所です。

 

特にリキッドルームはホームページでもミュージシャンの新譜を紹介していたりと、音楽メディア的な役割も果たしている非常に素晴らしい場所。

これからの日本の音楽業界を担っていくような才能を持った方々を支えています。

 

そんな場所がなくなってしまっては、未来で活躍できる可能性を秘めたミュージシャンの数だって減ってしまうかもしれない。

 

ぼくはもっとずっと、これからも、素敵な音楽にたくさん出会いたい。

だからこそ、危機的状況にあるライブハウスを支援するためにできることを、今回こうして微力ながらも行ってみました。

 

こんな時期を乗り越えて、またライブハウスで素敵な音楽を聞ける日が来ることを願っています。

全国のライブハウスへの支援リンクは、こちらのnoteに分かりやすくまとまっていました。

全国 LIVE HOUSE & CLUB 支援 LINK|for_venues|note

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いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。