自分で言うのもなんですが、ぼくは周りからよく「行動力があるね」と言ってもらえます。
服屋のSNSを見て気になった服があれば、それが片道1時間ある道のりでもすぐさま足を運んで手に入れたり。
はたまた「旅行へ行きたい」と思ったら、その瞬間に夜行バスや飛行機を予約して数日後には旅立ったり。
ぼくは少し前に高知県へ行ってきたのですが、実はそれを決めたのも夜行バスに乗るほんの1週間前で。
パッと「行きたいな」と思ったので、その瞬間にすぐさま予約を取りました。
参考記事▶︎ふと気がついた。人生は暇つぶしでしかなくて、目の前の目標に生きるだけ
こういった突拍子もない行動は常日頃から起こしていて。
小さなことで言えば、寝る直前でも「カラオケに行きたい」と思ったら、その瞬間に家を飛び出したりします。
・・・これは単にワガママなだけなのかもしれないけど。
ぼくをよく知る人は、ほとんど例外なく「行動力があるね」そして「すごい」だとか「羨ましい」と褒めてくれます。
けど、当の本人であるぼくはそれをすごいことだなんて微塵も思ってはいなくて。
改めてぼくが「どうして行動力があるって褒めてもらえるんだろう」と考えたとき、出た結論はたったひとつ。
ぼくを突き動かすのは行動力だとかそれ以前に、ずっと短所だと思っていた頑固な性格にありました。
だからぼくは伝えたい。
「行動力が欲しい」と悩んでいる人はもっと自分の気持ちに素直に、そして頑固になっていいんだって。
そうしたら悩む必要なんてないくらいあっという間に、行動力は加速する。
好奇心がその向こう側にある現実を見たいがために、強烈な力で体を突き動かしてくれるから。
何事も自分の目で確かめないと気が済まない
「頑固」って、よく変換すれば意思が硬いと言えるのでしょう。
ぼくは小さい頃から両親にずっと「お前はとにかく頑固だな」と言われながら育ってきました。
最近の話で言えば、就職せずにブログで生計を立てていくと決めたときで。
ぼくは一度「これがやりたい!」と思ったら、後から誰に何を言われようがその決断を絶対に曲げません。
・・・こう言うとカッコいいけど、これってただ、ぼくが頑固なだけで。
参考記事▶︎【就活失敗】40社受けて内定ゼロのぼくはフリーランスで生きていく
多数決の場でも周りの意見に賛同するフリをしつつ、本当は胸の奥底にある自分の意見を1ミリも曲げていません。
言い合いになるのが面倒だからそうするだけで、後から自分の意見を確かめるために1人で動いてみたりもして。
だからぼくはとんでもなく協調性に欠けています。
就活中にグループワークで惨敗しまくった理由は絶対にこれでしかない。
「ブロガー」という、1人で完結させる働き方の方が性に合ってるんだろうな。
要は何事も自分の目で見て確かめないと絶対に気が済まない性格なんですよね。
常に「何だってやってみなきゃわからない」と思っている。
それゆえこれまで何度も失敗を繰り返してきたし、周りからも「だから言ったじゃん」と呆れられるのがオチ。
でも、そうやって痛い目に合ってこそ、初めて現実を自分の目で見て学びを得る。
「あ、やっぱりダメだったのか」って、そこで初めてストンと腑に落ちます。
その経験を失敗は成功のもとって考えて、今後に生かしていく。
逆にそれが成功したときには「ほら!俺の言った通りじゃん」なんて言いながら渾身のドヤ顔をしてみたり。
新しいことを始める前に結果なんてわかるはずないんだから、まずはやって確かめるべし。
これがぼくのモットーです。
欠点も見る角度を変えれば最大の長所になる
ぼくが自分でもずっと思っていた短所、頑固な性格。
だけど振り返ってみれば、それも見る角度を少し変えれば大きな長所になっていて。
頑固な性格ゆえに協調性がないのは確かなんだけど、だからこそ周りからも褒めてもらえる行動力があるんです。
ぼくは絶対に周りの意見に流されないし、現実を自分の目で見て確かめるまで気が済まない。
なぜなら、一度掲げた目標は絶対に達成したいから。
好奇心の向こう側には何があるのかを確かめたくて、その気持ちがぼくを突き動かすんです。
自分の人生をワガママに生きると決めた途端、行動力は加速する
「もっと行動力が欲しい」と悩んでいるあなた。
でも、その角度から考えても浮かぶ解決策は「フットワークを軽くする」だとか、曖昧なモノしか出てこないはずです。
そもそも行動力って目標を叶えるために必要な要素のひとつに過ぎません。
だから、これといった目標もなしにただ「行動力が欲しい」と悩むのってあんまり本質的じゃなくて。
ぼくが服屋のSNSを見て気になる服があったとき、すぐにそれを買いに行く理由。
それは「その服を着れば気分が上がって毎日が楽しくなる」という未来が見えているから。
就職せずに生きる道を選んだのは「自由で楽しい人生を生きていたい」という確固たる目標があったからです。
想う気持ちが強ければ「行動力がなくて・・・」と悩むこともありません。
だって、想像するだけでワクワクするような目標があれば勝手に体が動くでしょう?
目標はあるのに行動力に欠けるのは、「目標を達成してやる」と想う気持ちが弱いから。
誰のためでもなく自分の人生なんだから、人の目なんで気にせずに。
少しくらい協調性に欠けたって気にしなくていいじゃないですか。
もっとワガママになって、掲げた目標の達成に向かって頑固に生きてみましょうよ。
就活中、どんな性格診断を受けても百発百中で協調性に欠けたイビツな形のグラフを作り上げてきたぼく。
そんな奴がこうして行動力を持ってして、楽しそうに生きているんだから説得力があるはずです。
もっと自分の気持ちに素直になって、掲げた目標を今一度見つめ直して。
まずは「将来こんな自分になっていたい」という目標を明確に描く。
その上で「絶対に目標を達成してやるんだ」と想う気持ちを頑固に貫き通すべきです。
そうすればワクワクする気持ちがあなたの足を突き動かすから、行動力なんて後からついてくる。
難しく考える必要は全くなくて。
それだけ大切にしていれば、あなたの行動力は確実に増していきますよ。
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いわた (岩橋康太)
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