少ない服でおしゃれになるために「好き、かつ似合う」を突き詰めよう

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「服を買うなら、捨てなさい」

先日、こんなタイトルの本を読みました。

 

かなり前にですが、ブログの読者さんに頂いた本です。

それをようやく読むことができました。ありがとうございます。

 

洋服が好きで月に10着前後を買っているぼくの胸には、なかなか突き刺さるタイトル。

買い物をする一方なので、ただでさえ狭い部屋の面積を徐々に洋服が蝕みつつある状況です。

 

それでもこの記事で触れるのは、洋服を捨てる方法についてではありません。

一見すると耳が痛くて避けているように見えますが、この本が語る本質は服を「捨てる」ところにはないんです。

 

先に言ってしまうのであれば、洋服が好きなぼくたちはオールラウンダーを目指す必要なんてない、ということ。

色々なコーディネートを無理に楽しもうとせず、自分が好きなスタイルを純粋に突き詰めればいい、というお話です。

それが結果として洋服の数を減らすこと、そしてファッションをもっと楽しむことに繋がってくるから。

 

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ぼくらのコーディネートは、いつも単調でジャンルが偏りがち

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というのも、ぼくら服好きのコーディネートって非常にジャンルやスタイルが偏りがちなんですよね。

これはどういうことなのか。まずはぼくの具体例を挙げてみます。

 

ぼくが部屋のクローゼットを開ければ、そこにある服の9割はダークトーン。

ブラックをはじめとしてブラウン、カーキ・・・いちばん明るい色で、インディゴカラーのGジャンでしょうか。

 

それくらい暗いトーンの服にばかり好みが偏るぼくのクローゼット。

せっかく春がやってきたのにこんなに暗いんじゃ、あまり気分が上がらない。

 

いつも同じような色味の服を買ってしまうぼくのコーディネートは、いつも単調でジャンルも偏りがちなんですよ。

 

色々なコーディネートには挑まず、偏りを尖らせて最大の魅力に

暗い色味の、決まりきった系統の服が並ぶクローゼットを覗くと、ぼくはときどきこう思います。

たまにはいい意味で自分らしくないコーディネートに挑戦してみたい、と。

 

そう思って自分が普段は選ばないであろう服を買いに出かけるも、帰宅すると手に持っているのはいつもと同じような服。

ぼくらは意識して似たような服を買っているのでなく、潜在的にある自分の「好き」という感覚に従って買い物をしています。

 

だから買う服の系統が偏ってしまうのは仕方のないこと。

無理に「自分があまり着ない服を買ってみよう」と思ったところで、それを前にしても魅力を感じることがないんですね。

これが続くと「結局いつもと同じような格好をしているよ」と、自分のファッションに退屈さを感じることもあります。

 

それでも、ぼくらはそれでいい。

無意識のうちに同じような洋服を買ってしまうということは、裏を返せば自分の好みを絶対的に把握できているということです。

 

そう、これは自分の「好き、かつ似合う」洋服を自分で把握できているからこそ起こる現象。

無理に色々なコーディネートに挑戦してカメレオンになろうとするのは大きな間違い。

 

あなたがファッションを好きな理由も、そのほとんどは「おしゃれな誰か」に憧れたからでしょう?

そんな誰かも、個性を持たないカメレオンのようにファッション性を七変化させていた訳じゃないはずです。

きっとその人にも、その人らしい服装の核があるんだから。

 

自分の「好き」を尖らせた、核となる自分らしさを持っている人の方が、色々な格好をできる人よりも断然かっこいい。

 

「〇〇しか似合わない」は他の誰にもない魅力

ぼくが「服を買うなら、捨てなさい」を読んで、特に好きで胸に刺さったフレーズが以下でした。 

「〇〇しか似合わない」というけれど、似合うものがあるだけで上等。
人の社会はさまざまな役割から成り立っているものですが、ファッションもそれと同じこと。
 
ファンシー部門を担当する人、辛口部門を担当する人、ナチュラル部門が専門の人、と分かれているのが自然で、全部をひとりで引き受けるなんて到底無理です。

この文章が、「いつも同じ格好ばかりしていて退屈だな」と思っていたぼくの胸に刺さりました。

色々なコーディネートが似合う化け物なんてこの世に存在しないんですよね。

思えば、ぼくが憧れたファッショニスタの魅力も、自分らしさを把握してそれを核としているところだった。

 

それにこの本によると、どんな服でも似合うように見える雑誌モデルの写真には編集で補正がかかっているんだとか。

モデルが色々な服を着こなしているように見えて、実のところは補正なしにはそんなことはできないよう。

 

現にモデルの私服を見たところで、なんか「雑誌と違う」と違和感を感じるのはそのためだ。

加えてぼくが、自分主体でファッションを楽しむにあたって大切だと思っていること。

それは「似合う」プラス、その服のことが「好き」という感覚だと考えています。

 

自分が「好き、かつ似合う」洋服を見つけたら、あとはそれを好きなだけ着ればいい。

「おしゃれ」はしょせん他者評価なんだから、それを気にするのは二の次でいいんです。

ぼくと同じようにおしゃれを自己満足的に楽しむなら、ね。

 

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「好き、かつ似合う」の一点突破で一石二鳥

そしてこの本が語る本質もここにあります。

服を捨てるよりも手っ取り早く、そして本質的に手持ち服の数を減らす考え方。

 

あなたが「好き、かつ似合う」洋服や系統を見つけたのなら、それをとことん突き詰めましょう。

そして服を買うときはひたすらに妥協せず、ただただ本当に好きな服だけを買うこと。

これだけで軸を持たない薄っぺらいファッションを抜け出すことができ、かつ無駄な出費も抑えられるんです。

 

つまり「好き、かつ似合う」の一点突破で一石二鳥。

ぼくたちは、それだけ意識してファッションを楽しんでいきましょう。

 

それでもぼくらが洋服を買い続けてしまう。

もうこれは、最終的に自分にとっての「おしゃれの追求」が飽きとの闘いでしかないからだとぼくは思っています。

 

余談ですが、この本のターゲットはどうやら30~50代の女性のようでした。

ファッションにおける経験も豊富で、今までひと通り色々な服に袖を通して自分の好みや似あうかどうかを把握している年代です。

 

まだ着たことのない洋服の方が多いぼくら20代。

今は色々な服に触れて、自分の「好き、かつ似合う」服を見つけて核を作るための準備期間です。

若い内から「これだ!」と決めるのはただ自分の視野を狭めるだけなので、まだまだ多くの服に触れた方がよさそうですね。

 

その他にも「服を買うなら、捨てなさい」には、部屋にある大量の洋服を効率よく処分するためのノウハウがたくさん。

一例を挙げるなら「ハンガーの数は一定でキープして、かけられなくなったらどれかを絶対に捨てる」などなど。

 

業界で数十年に渡り活躍されているトップスタイリストの地曵いく子さんが書かれたこの本。

少ない数の洋服で、より本質的にファッションを「楽しみたい」人にはとってもおすすめです。

Amazonのレビューもかなり高いですね。

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いわた (岩橋康太)

いわた (岩橋康太)

プロブロガーとして生きています。就活中、40社受けて内定がゼロだったことをきっかけに新卒で独立した23歳。コーディネートよりも作りを愛でるタイプの洋服オタクです。
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