フルマラソン完走の経験を経て、初めて学んだことがある

12月の1日から4日の午前中まで、ぼくは沖縄にいました。

理由は12月3日に開催されたNAHAマラソンに参加するため。国内最大級の参加人数を誇る、今年で33年目となった沖縄県の一大イベントです。

去年の12月、一人暮らしを始めた頃からジムに通い続けて、ほぼ毎日10kmの距離を走るようにしていたので、その実力を試す意味を兼ねてエントリーしました。

結論からご報告させて頂くと、無事に完走することができました。それも本当に嬉しいことだけれど、もっと嬉しいことがありまして。

NAHAマラソンに参加して本当によかった。ぼくはこのイベントを通して沖縄県を大好きになったし、大切なことをたくさん学ぶことができたのです。

 

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1人で参加したけれど、もはや1人ぼっちではなかった

人生初のフルマラソン、ぼくは誰と一緒でもなく1人で参加をしてきました。

いざ沖縄へ向かうとき、マラソン当日直前。本番が近くたびに、ああ、ぼくは本当に1人で参加するんだ・・・寂しいな、なんて思っていたけれど。

確かに現地へ向かうまでは1人ぼっちでした。けれどスタートを切って走り出した途端、ぼくは全くもって1人ぼっちではなくなったのです。

NAHAマラソンは毎年、3万人近くが参加するとても大きなイベント。それだけあって沖縄県民の皆さんが一斉に那覇市のマラソンコース周辺に集います。

いつどこを走っていても、道端でランナーへ声援を送る人影が途絶えない。スタートからゴールまで、ずっとずっと暖かい応援の声が響いているのです。

 

走っている家族を、職場の仲間を応援する人。コースを走るランナーの一人ひとりを、ずっと応援し続けている人。

ランナーとして走っている、見ず知らずのぼくと目を合わせて「お兄さん、頑張って」と応援してくれる人。

公式の給水地点以外に、わざわざテーブルとドリンクを用意してランナーのぼくたちに手渡してくれる人。

走るためのエネルギー源として持ってこいのバナナやみかん、塩分補給タブレット・・・様々な食べ物を差し出してくれる人。

まだ小さいのに朝早くからコース沿いに立って、ハイタッチをしようと手を伸ばしている小さな子たちと、高校生。

 

そこにいる全ての人が、いちランナーのぼくに優しく声を掛けてくれ、時には激しく応援してくれる。

そんな沖縄の皆さんの気持ちが本当に温かかったです。「頑張れ」と声を掛けて頂いたとき、走っているにも関わらず何度も泣きそうになってしまいました。

堪えようとすると呼吸が乱れて、応援してもらっている最中、逆に苦しくなってきたりして。

終盤なんて本当にヘトヘトだったのですが、それでも歩かず最後まで走り続けることができたのは、間違いなく皆さんの応援があったから。

もし最初から最後まで誰も応援してくれなかったのなら、ぼくは絶対に42.195kmを完走することができなかったと言い切ることができます。

あまりにもずっと、多くの方が食べ物や飲み物を伸ばした手に握って差し出してくれるものだから、何だかスーパーマリオになった気分でした。

はてなボックスを開けて中からアイテムをゲットするような、そんな感覚に近かったかもしれません・・・。

それらも本当に嬉しいのだけれど、ハイタッチをしたときには、なぜかどれだけ疲れていてもペースを上げることができました。

こちらはドラゴンボールで例えるなら孫悟空の元気玉。ハイタッチした手の先から元気を分けてもらっているかのような感覚があって。

1人で参加したような感覚は微塵もありませんでした。走り終わってからもずっと。

 

自信を持って自分の力を信じ抜くことの大切さ

皆さんの応援なしでは絶対に完走できなかったと確信した中、フルマラソンを完走するという経験を通じて自分の内側から得た学びもありました。

「自分なら絶対にできる」と、自分の力に絶対の自信を持って信じ抜いてあげることは本当に大切だということです。

もうこれは、自己暗示と言ってもいいレベルかもしれません。まずは誰よりも自分が自分のことを信じてあげないと何も始まりはしないんだと。

スタート前、楽しそうにコスプレをしたランナーの皆さんの姿を見て和みながら、それでも緊張が全くなくなることはありませんでした。

そのときぼくはもう、まるで自己暗示をかけるかのように心の中で繰り返していました。「お前なら絶対に完走することができるから、自信を持て」と。

身心共に辛くなってきたときにも応援の声を聴きながら、内側からも自分で自分にその言葉をずっと掛け続けました。

その甲斐もあって無事、フルマラソンを完走することができたのだと思っています。自分のことを自分で信じてあげる。自己暗示でもいいから、できると言い聞かせる。

普段はとんでもなく弱気でネガティブなぼくですが、いざ本番を直前に控えるといいんだか悪いんだか、かなり強気になる性格です。

受験勉強や期末テストの時期も、ずっとそうやって自分を信じることを絶えず続けてきたことを思い出しました。

何かを成功させたいのならもう、いっそ清々しいほどに自分のことを高く評価してしまう。

その裏付けになるのが、普段の練習を積み重ねることなのだと、日頃の練習の大切さも再認識しました。

 

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どこに行っても誰もが優しい、沖縄県が大好きになった

NAHAマラソンへの参加を通じてぼくは沖縄県を、そこに住む人たちのことが大好きになりました。

現地の人たちと触れ合う機会を、こうしたイベントを通じて得て、どれだけ優しいんだ、沖縄の人たちは・・・と感じたのです。

仮にそれが一大イベントに参加したから、ぼくが走っている最中だから、という事実を抜きにしてもそうでした。

ぼくがマラソン前日に参加受付を済ませ、その際にもらったビニールバッグを持ったままで観光地をフラフラしていたとき。

そのバッグを目にした人がすれ違いざまに「明日走るんだね、頑張って」と声を掛けてくれる人がいたり。

駅を降りてから観光地までの道のりに迷っていると、「この道を真っ直ぐ歩いて、2つ目の信号を左に曲がれば着くよ」と教えてくれる人がいたり。

千葉じゃ、東京じゃこんなことは今まで絶対にありませんでした。沖縄の人たち、本当に優しいんです・・・。

 

NAHAマラソンに参加して、本当によかった。

ちなみにマラソン本番中の写真が1枚もないのは、ぼくがゲストハウスにスマホを忘れたまま会場へ向かったから、です。

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いわた (岩橋康太)

いわた (岩橋康太)

プロブロガーとして生きています。就活中、40社受けて内定がゼロだったことをきっかけに新卒で独立した23歳。コーディネートよりも作りを愛でるタイプの洋服オタクです。
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