新感覚の本屋さん、老舗の名物肉まん。和の街、神楽坂を男1人で散歩する

ぼくが最近読んだ漫画や見たバラエティ番組には、なぜか立て続けに神楽坂という街が登場してきました。

何度か紙面越しに、画面越しに見ていると、風情ある石畳の街にだんだん興味を持って、惹かれていくようになって。

 

いつものように起きると、外の天気がとても良くて。

2月上旬だというのに昼間の気温19度もあって、春を感じる暖かさ。

 

これはお気に入りの洋服を着て、今まで行ったことのない場所にふらっと出掛けたい気分だな、と思いました。

その行き先として選んだのが神楽坂。

少し前からずっと気になっていた街を、平日の昼過ぎから散歩してみることにしたんです。

 

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大人の余裕と雑多な雰囲気がカオスに入り混じる、気取らない街「神楽坂」

地下鉄の出口を出ると、想像していた石畳の街並みとは遠い風景がそこには広がっていました。

車の通る道が真ん中に1本あり、両脇をよく見る飲食店やフィットネスクラブが、所狭しと並んでいる。

 

名前の通りに緩やかな坂を描きながら、その1本道は飯田橋の方にまでびしっと真っ直ぐに繋がっています。

メインストリートにはよく見かけるようなお店がたくさん並んでいるけれど、1本奥に入るとおしゃれなお店がひっそりと存在している、といった感じ。

 

例えば代官山なら、街全体がひっそりとしていて、どこかスタイリッシュな印象のあるところ。

どのお店もおしゃれで、新宿や渋谷のような都心が好きだけれど、もう少し落ち着いた場所が好き、という人がたくさんいるイメージです。

ザ・東京に住む大人というか、多くの人がそこに憧れを抱くのが、代官山といった街なのではないかとぼくは思っていて。

 

ぼくのような人間には、代官山って少し敷居が高いというか。

「お腹が空いたな」なんて思ってお店を探しても、おしゃれなカフェでパスタを食べる選択肢が第一に出てきたりして、何だか肩肘を張ってしまうんですよね。

 

対して神楽坂には、漫画で読んでもテレビで見ても、そんな雰囲気を強く感じることはなくて。

1本奥へ入れば、おしゃれな人しか知らないような高級レストランもたくさんある街。

 

それでも、代官山が「うちのお店に入れない人は、他へ行ってください」とあしらうのに対し、神楽坂は「機会がなかったのなら、また今度」と優しく対応してくれそうな。

神楽坂にあるお店って、人の見栄といった部分を削ぎ落として、純粋に楽しむための場所が多いような気がしています。

・・・もはや代官山の悪口のようにすらなってきましたが、あくまでも全てぼくの勝手なイメージでの話です。

 

神楽坂といえば、の駅近名所「赤城神社」で参拝

地下鉄の1番出口を出ると、すぐの場所にあるのが赤城神社。

雑多な雰囲気の街中に突如現れる、存在感のある鳥居。

 

絵馬を奉納する場所には、様々な映画やドラマのヒットを願ったものが並んでいます。

芸能関係者の方もたくさん来られている神社なんですね。

 

丁寧に参拝の手順が書かれた看板の横に立ち、ぼくも参拝をしてきました。

お賽銭を入れるとき、財布を覗いて5円玉があると少しだけ嬉しい気持ちになりますよね。

 

「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」にも登場した肉まんの名店「五十番」

再びメインストリートに戻り、そのまま飯田橋方面へ真っ直ぐに歩いていくと・・・。

信号の前にふと現れるのが、肉まんの名店「五十番」

 

漫画「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」にも登場した、神楽坂に来たら絶対に寄りたいお店のひとつです。

 

ぼくが神楽坂に興味を持ったいちばんの理由は、老舗名店の五十番で名物の肉まんを食べてみたかったからでした。

漫画の中で登場人物はあんまんを食べていたので、お店に着く前はぼくも同じくあんまんを食べるつもりでいて。

 

しかし看板の前で足を止め、張り紙を読んでいると圧倒的なまでに肉まんが食べたくなってしまい、予定変更。

いちばん人気の元祖肉まん、370円。

 

五十番には「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」以外にも、女優の紗倉まなさんがお仕事で訪れていたりして。

そちらでは名物の肉まんを食べられていたので、実はそんな理由もあってどちらも気になっていたんです。

 

店員さんにお金を払って肉まんを頂くと、これがなかなかの大きさ。

そのままお店の前に備え付けられているベンチに座って頂きます。

熱々だったので紙袋からは出しませんでしたが、手のひらに置いたらはみ出るほどには大きかったです。

 

ひと口食べてみると、皮の分厚さがよく分かります。

特に肉まんのツノ(?)のような部分は、この分厚い生地を使って高く大きく作られているので、非常に食べ応えがあります。

 

中にはお肉がぎっしり。

これがとてもジューシーで、気をつけて食べないと肉汁が横から溢れ出してくるんです。

小籠包と言うには大袈裟かもしれませんが、コンビニの肉まんじゃとても味わえないくらいには、肉汁がジュワッと。

こぼさないように上手くすすりながら、生地とお肉をバランス良く食べていきます。

 

お店の前は大通り。

そこで肉まんを頬張っていると、前を通るたくさんの人たちが「あれ、美味しそう」なんて言いながらこちらを見ています。

少しだけ客寄せパンダのような気持ちになったので、恥ずかしい人は、もしかしたら恥ずかしいかもしれません。

 

ひとつ食べただけでも大きな満足感を感じます。

このボリュームで370円なら、とても良心的な価格です。また食べに行きたい。

 

来た道を引き返し、駅の反対側出口付近を散策

ベンチに座って肉まんを食べながら、「この近くにレコード屋さんってないのかな?」なんて調べてみると、面白そうなお店が1軒。

駅の反対出口から少し歩いた場所にあるということで、歩いてきたメインストリートを引き返します。

 

大通りに面してふと登場した、わかる人にはわかるパワースポット。

Amazonプライム会員になると見ることができる、オリジナル番組「野性爆弾のザ・ワールドチャネリング」に登場した菊池医院。

 

冒頭に書いた「バラエティ番組」とはこれのこと。

ちなみにロケ場所こそ神楽坂ですが、その街らしい風景やお店には1ミリも触れていません。

 

Amazonのオリジナルにはバラエティ番組がいくつもあります。

中でもとんでもなくカオスなザ・ワールドチャネリングは絶対に地上波では成立しないような内容の回がたくさん。

プライム会員になってでも、絶対に見るべき番組のひとつ。

 

Amazonプライムに登録すると30日間、無料でオリジナルのバラエティ番組や映画を楽しむことができます。

その後も年会費は3,900円を、年に1度の更新日にまとめて支払うだけ。

月額換算すればたったの325円という破格の安さでたくさんのコンテンツを楽しめる非常に素晴らしいサービスなので、ぜひ登録してみてください。

 

ザ・ワールドチャネリングを知らない人からすれば、ごく普通の病院。

病院の看板の写真を撮って、番組の内容を思い出しニヤニヤしながら神楽坂を歩くぼくは、もしかしたら変人に見えていたかもしれません。

 

思い出し笑いを必死に堪えながら駅の反対出口付近まで歩いてくると、お目当てのレコード屋さん「マッシュレコーズ」に到着。

・・・しかし、月曜は定休日なのか、残念なことにお店は閉まっていました。

 

仕方がないので、またまた来た道を引き返してみます。

せっかく来たんだから、同じ道でも何度か歩いてみると発見があるかもしれないな、なんて思いながら。

 

まるで本のセレクトショップ。棚ごと気になる本屋さん「かもめブックス」

まさにそんなことを考えながら来た道を引き返していると、本当に新しい発見がありました。

同じくメインストリートに沿ってお店を構える本屋さん「かもめブックス」

 

ただ来た道を引き返しているだけだったのに、というか通ったはずだったのに気付いていなかったようで。

レコード屋さんに行こうと地図を見ながら、そのことしか考えていなかったからなのでしょうか。

しかも寄ってみてここが、今回の神楽坂散歩で予め知っていた「五十番」に並んで、行けて本当に良かったと思えるお店になったのでした。

 

店内での写真撮影は禁止だったので撮っていませんが、かもめブックスでは他の本屋さんとはまるで違った本の並べ方がされていて。

普通なら本は似通ったジャンルやカテゴリーごとに並べられると思いますが、かもめブックスでは様々なテーマに沿って棚が用意されているんです。

 

一字一句を明確には覚えていませんが、例えば「東京を散歩する」とラベルが貼られた棚には、東京の新しい魅力を教えてくれる本が並んでいたり。

「男の愉しみ」とある棚には、渋い男の大人が趣味にしそうなバイクだったり、ハットのブランド「ボルサリーノ」の本が並んでいたりして。

小説にしても「小説」というカテゴリーに分けて並んでいるのではなく、しっかりコンセプトを持った棚に並んでいるのがとても素敵で、面白いなと思いました。

 

ツボにハマると、その棚に並んでいる本を片っ端から読んでみたくなる。

普段はあまり本を読まないぼくですら、思わず2冊も買ってみちゃいました。

 

まるで洋服のセレクトショップを、そのまま本屋さんでも行っているような、新感覚の素敵なお店。

これから買った本を読むのが楽しみです。

 

神楽坂といえば石畳。降りた先にある老舗銭湯「熱海湯」

せっかく神楽坂に来たんだから、神楽坂といえば!な石畳の階段なんかも見てみたいよな。

再びメインストリートを、またまた駅の反対出口側へと引き返す。

 

どこかでひょいと1本奥の道へ入ってみてもよかったのですが、今回はひとまずザ・神楽坂な楽しみ方をすることに。

石畳の階段なんてどこにあるんだろう?と、神楽坂駅を出てぼくが思ったように、同じことを思っている方は多いようでした。

Googleに「神楽坂 石畳」なんて入れてみると、予測変換で「どこ」と出てきます。

 

そうやって調べてしまうのもいいですが、せっかく散歩しに来たんだから、自分でふらっと見つけてみたい。

謎のプライドに突き動かされたぼくは、レコードに続いて自分が好きだったり興味のあるものを思い浮かべる。

 

ぼくが好きなものは、この街にもっとあるのかな。

服屋さんはそんなにないようだった。本屋さんは、とても素敵なお店をさっき見つけた。

レコード屋さんは、運悪く開いていなかった。

じゃあ、銭湯とかどうかな?

 

ありました。神楽坂のメインストリートをひょいと1本奥に入ると、人気の少ない静かな路地に。

進んでいくと、立派な構えの老舗銭湯「熱海湯」が現れます。

 

これが春や夏なら、少なくとも冬以外の季節だったなら、きっと寄っていたと思います。

日中、気温も高く暖かいからと外へ出ましたが、夜はまだまだ冷え込む2月。

 

湯冷めして風邪を引くのは嫌だったので、今回は前を通っただけで入らず。

全く予定になかったのでタオルなんて持っていませんでしたが、熱海湯ではなんと無料で借りることができるみたいです。

夏なんて日中に歩いて汗だくになった後、ふらっと手ぶらで寄れるのってかなり嬉しい。

もっと暖かくなった頃、ぜひ寄ってみたいと思いました。

 

そんな熱海湯には、実は大通りからは石畳の階段で繋がっていました。

これです、ぼくが見てみたかった景色のひとつ。

 

花街の文化が残る神楽坂、今でも残っている風情を感じる石畳。

日本が持つ昔ながらの和な雰囲気って、なんだかとても落ち着くのでぼくは大好きです。

 

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神楽坂を水道橋駅まで歩き、散歩は終了

石畳の階段を上って再びメインストリートに戻ったら、そのまま水道橋方面へ。

ものの4~5分歩けばそこは飯田橋駅。

駅が見える頃に左へ曲がり、飯田橋駅前のブックオフでふらっと中古のCDを探しつつ今回の散歩は終了です。

 

メインストリートを何度か往復しながら、1駅分歩いた今回の散歩は電車に乗っていた時間も合わせて4時間ほど。

今回はザ・神楽坂な楽しみ方をしてみましたが、ふらっと1本奥の道へ入ってみるとまた違った雰囲気だったり、マニアックなお店に遭遇しそうな雰囲気をとても感じます。

その辺りを散策するのも楽しそうなので、今度はまた違ったルートで散歩を楽しんでみたいところ。

 

和の雰囲気が残る、大人の余裕と気楽さが入り混じる風情ある街、神楽坂。

肩肘張らずにふらっと歩ける街の雰囲気を、とても好きになりました。

 

神楽坂へ行きたいと思う、大きなきっかけをくれた漫画が「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」でした。

知らない景色に興味を持たせてくれる、とても素敵で面白い漫画。

読めばきっと引っ越すなり、登場する街に行ってみたくなること間違いなし。

こちらも是非、読んでみてください。

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いわた

いわた

1994年生まれの24歳。大学在学中に「小遣い稼ぎがしたい」という理由でブログを始める。就活を行うも、面接に落ちまくったことから新卒で職業「ブロガー」として独立。現在は2017年8月に開設したファッションブログ「いわたの偏愛コレクション」と共に、2つのブログを運営している。
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