前々から薄々気付いていたけれど、僕を成長させる一番の要因は反骨精神だと思った話。
強烈な学歴コンプレックス

僕はFラン大学に通っているから、通っている大学の名前を聞かれても、バカだと思われるのが怖くて答えられない。
地方の小さな大学だから県外の大学に通う人には名も知れていないのだけど、やっぱり怖くて答えられない。
同じ大学に通う周りの友達はどうなのか知らないけど、僕は学歴コンプレックスを抱えています。
そもそも行ける大学のレベルは、中学生の頃の成績次第だと僕は思っています。
中学生の頃に優秀な成績を取り続けていれば、優秀な高校でレベルの高い勉強をし、センター試験で優秀な大学へ。
僕はその逆だったので、センター試験を受けようにも僕の高校から受ける人は皆無で、大学への進学方法は殆どが指定校推薦。
センター試験を受けようにも、そもそも高校の授業内容のレベルが低いから受けようとすら思えない。
それも中学生の頃に勉強をしなかった自分が全部悪いんだけど、当時の僕は勉強なんてしてもしなくても同じだと思っていました。
周りを反面教師に努力する
中学生の頃に学年で下から20番目くらいの成績を取り続けていて、そのお陰で進学できる高校も偏差値表で下の方の高校ばかり。
この高校でも下にいれば本当に駄目な奴になってしまうという危機感から、高校時代は必死に勉強をして学年1位の成績を何度も取りました。
なんとしても1位を取りたい僕は、自分で自分を殴りながらも机に向かいました。
勉強のレベルは他の高校よりも低いけど、この高校で僕が身に付けたのは、知識よりも何よりも、周りを反面教師にする努力の仕方。
地元でも昔から有名な不良校に進学する僕を不安に思って、母親は泣いていました。
きっと僕もそれに染まって、不良になってしまったらと思っていたはず。
そんな母親を見て僕はどんなことがあっても絶対に周りには染まらないと決意しました。
入学してみると校則を破る生徒や、入学して間もなく退学する生徒もいました。
お酒を飲んだりタバコを吸ったことが判明し停学になる生徒も多数。
その中で、周りには絶対に染まらないと決めた僕はそんな人達を反面教師に、自分の軸は絶対にブレさせず勉強をしました。
そうしてその高校から行ける最も偏差値の高い大学へ進学したものの、
やはり高校のレベルもたかが知れているので、世間一般からすればFラン大学です。
Fラン大学生は全てにおいて負けているという劣等感
3年生になった今では就活を間近に控え、インターンやイベントで他大学の学生と会う機会も増えています。
特に夏にインターンに参加し、他大学の人と話したり、グループディスカッションを行って思ったことは、
偏差値の高い大学に通う人達の考え方や頭の回転の速さが僕とは桁違いということ。
それを痛感し、その度に「やっぱりあの人は偏差値の高い大学に通っていて、頭が良いだけある」と思ってしまう。
同じ大学3年生なのに、偏差値が高く有名な大学に通う人が僕にはまるで別の生き物の様に見えるんです。
その人たちと僕のどちらを企業が欲しがるかを考えてみても、答えは明白な気がして、僕の学歴に対するコンプレックスは深まるばかり。
僕はFラン大学生だからという考え方が根本にあるので、
自分より偏差値の高い大学へ通う大学生と自分を比べて激しく劣等感を感じるばかりです。
グループディスカッションを行っても、「あの人は凄い。だってあの有名大学に通っているんだから」
僕が今、夢中になっているブログの世界でも、「あの人は僕より記事を更新しないのに人気ブロガーだ。
でも、あの有名大学に通っているんだ。そりゃ凄いはずだ。」
頭の良い有名大学に通っている人は全てにおいて僕より秀でていている。そう考えてしまっている自分がいます。
学歴コンプレックスを持つ人の典型的な考え方なのかもしれません。
けれど、それは同時にFラン大学生ならではの反骨精神を発揮する最大のチャンスでもあることに気付きました。
反骨精神こそが僕を成長させる

Fラン大学に通っているから大手は無理だと諦めて、小さな企業に就職し、雇われて続けて一生を終えるなんて絶対に嫌だ。
何をしたって有名大学に通う人に勝てないなんて悔し過ぎる。
過去の勉強しなかった自分を責めたって、時間は戻せないんだから仕方がない。
Fラン大学に通っていることはもう仕方がないから、ここから僕は有名大学に通う人にも勝っていこう。
周りを反面教師に学年1位の成績を獲得できたことが、
僕は努力さえすれば環境にも、そしてコンプレックスにも囚われず何でもできるだろうという自信の裏付けになる。
大学までは偏差値があるけど、就活にそれはない。
ブログのアクセス数だって何だって、頭の良し悪しで全てが決まる訳じゃない。
Fラン大学生ならではの反骨精神を武器に、僕は成長し続けることができる。
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いわた (岩橋康太)
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