単体で好きな服も、コーディネートのバランスを考えれば出番がなかったり

なぜか突然、NIKEiDで遊びはじめてしまいました。
NIKEiDとは、特定のスニーカーの色味だったりを自分好みにカスタマイズして、それをオーダーできるシステムのこと。
要するにオーダーメイドカラーのNIKEスニーカーを作ることができるんですね。値段も定価とほぼ変わらないので、オリジナリティーが欲しい人はやってみると面白いはず。
 

それでぼくが数時間掛けて、作り込んだのが、こんな色味のエアハラチで。
3~4年前のハイテクスニーカーブームに乗っかっていたら、恐らく人気はあったであろう、そんな色味の一足です。
 
そもそもどうしてエアハラチを作り込んだかというと、NIKEiDでカスタマイズできるスニーカーの中なら、エアハラチは色味を変更できる部分が断トツに多くて。
とことんカスタマイズを楽しめるのが面白くて、何となく作ってみたんですね。
 
ありそうな色味だし、実際にぼくが好きな色ばかりを入れていました。
形にすることができて、ひとまず満足。ただ、最初は遊びでやっていたNIKEiDも、時間をかけて作り込んでしまうと、それを欲しいと思い始めるようになるんです。
仮にも愛情を込めて、考えながら作ったオリジナル。
ただでさえ近未来的なデザインのスニーカーをぼくが履くとしたら、オールドルックに近づける必要が絶対にあって。
そうじゃないと、手持ちの服とのバランスを考えると、ただただ飾っておくだけの一足になってしまうから。
 
いちばんメカニックな見た目をしたストラップは、オリーブ色にして落ち着きを持たせよう。そうしたら、ベースはこの色にして、ソールはブラックに・・・。
色味の引き算をしながら、かつ好きな色を使いながら、個人的に最もバランスがいいと思える配色で作り上げたのがこれ。
絶妙に古臭いし、ちょっとダサい感じがまたいいし、なかなかイケるんじゃないか?4年くらい前のRAF SIMONSにありそうな。
 
せっかく作ったし、今注文すれば、ちょうど誕生日くらいに届くし。
そう思って一度はカートに入れたのですが、注文はまだ確定させていなくて。
 
確かに時間を掛けて作った。完成度にもなかなか満足してる。
ただ、これ・・・買ったら本当に自分で履く?
 
普段の、アースカラーばかりで固めた色味抑えめのファッションを好むぼくが、このスニーカーを履いている姿を想像することは、自分でもできませんでした。
そもそもエアハラチのような、近未来的なデザインだったり、スポーティーなスニーカーって普段は絶対に履かなくて。
 

理想を作り上げることは確かにできた。それでも、現実で愛用している姿があまり浮かばない。
せっかく作ったから買いたいところだけれど、多分すぐに飽きてしまう。
 
これは何も今回に限ったことじゃなかったな、と、この一足を作り上げた後で思いました。ファッションっていつも、好きなものが必ずしも自分に似合うとは限らないんだよな。
似合うとか似合わないとか、そんなことはできるだけ気にせず楽しみたいものだけれど、せっかく買ったのに履かないままでいることは勿体ない。
ぼくが持っている服と合わせたときに、相性がいい気はほとんどしないんですよね。
 

ぼくは好きな服を好きなように楽しみたいと、いつでも思っているタイプ。コーディネートを組むことが苦手なのは、だからなのかもしれません。
コーディネートを組んで、全身でひとつの世界観を作るとためには、アイテム単体を近くで見るのではなく、引いて遠くから全体のバランスを見ることが大切。
まだまだそれができないから、ぼくはコーディネートを組むことが苦手です。それを考えるといつも、もどかしさを感じるので、少しばかり”引きで考える”ことも覚えた方がいいのかな。
 
単体で見たら欲しいと思うけれど、いざ手に入れてそれを履くかと聞かれれば、手持ちの服との相性がそこまで良くないので、出番がないかもしれない。
ファッションって楽しいけれど、そこを考えるのが難しいな。NIKEiDで遊びながら、当たり前のことを改めて思ったのでした。

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いわた

いわた

1994年生まれの24歳。大学在学中にブログを始め、卒業後はブロガーとして独立。主にファッション系の記事を書いています。
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