匿名性の高いファッションの面白さ。「シンプルイズベスト」に辿り着く

毎年、夏は洋服をあまり買わない上、今年はデュエルマスターズカードにばかりお金を使っていたいわたです。
パリでは1年以上先に発売される洋服のコレクションが盛り上がっている今、ぼくの元にもようやく物欲が戻ってきました。
肌寒くなってきた今日この頃、洋服が欲しくて欲しくてたまりません。
 

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匿名性の高いファッションが好き

今年の夏も例外なく、半袖Tシャツ+ジーンズのシンプルなファッションを楽しんでいました。
TシャツはHanesもしくはUNIQLO、ジーンズはA.P.C.のPETIT STANDARD。サンダルデビューも果たした今年はBIRKENSTOCKのそれを履いて。
ほぼ毎日同じ格好をして、時々ボトムスをこの記事でも紹介しiroquoisのイージーパンツ、もしくは古着のそれに差し替えて。
街を歩けば同じ格好の人とすぐにすれ違う、どこにでもいるような匿名性の高い服装です。
 
去年にも増してそれを徹底した今年の夏を通して気付いたことがひとつありました。
ぼくはそんな、匿名性の高いファッションも好きなのかもしれない、と。
 

柄に頼らない、差別化

最近買った、UNIQLO Uのパーカー。

これまでのぼくは、やたらと派手な柄をしたTシャツやシャツを好んで着ていました。
たぶんそれでしか、街を歩く他の人と自分を差別化することができないと思っていたから。
ファッションは自己表現をするのにもってこいのツールです。自分はどんな人間なのかを、服装を通じて相手に伝えることができる。
口に出して”俺は俺は・・・!”と自己主張するのが苦手なぼくは、そんな方法を通じて承認欲求を満たそうとしているのかもしれません。
 
ところが最近気付いたのが、実は派手な柄のシャツに頼らずとも、ファッションを通じた自己主張は十分にできるということ。
シンプルな見た目のアイテムひとつをとっても、シルエットや生地感で勝負する。
そっちの方がよっぽど大人っぽくてカッコいいんじゃないかと気付いた訳です、23歳にして。
 
柄に頼らない、差別化。シンプルなアイテムなんだけれど、だからこそ、徹底的なこだわりを持ってして身にまとう服を選び抜く。
一見すると街には同じ格好をした人が溢れているように見えるけれど、実は表面を見ただけじゃ到底判断できないだけの差別化要素がたくさん埋もれている。
そんな匿名性の高いファッションってカッコいいな、と感じています。
 
こんなことを言うと、何だか自分が大人になったかのような心地よさに浸ることができてしまって。
お寿司をわさび入りで食べれるようになった時とか、ブラックコーヒーを飲めるようになった時とか、ビールを美味しく感じるようになった時のような感覚。
それを要するにシンプルイズベスト、匿名性の高いファッションに惹かれるようになってきた自分に対して感じています。
カッコよく言うとそうなるけれど、つまるところ自分に酔っているだけです。
 

匿名性の高いファッションを、オールシーズンで考える

白無地Tシャツにジーンズ。
たったそれだけの組み合わせで、だからこそ、匿名性の高いファッションが簡単に完成する夏。
じゃあそれをオールシーズンで考えるとしたら?どんなアイテムを愛用するのがいいんだろう。
 
春の、匿名性の高いファッション。まだ思い浮かびません。ぼくがその魅力に気付いてからはまだ一度も春が訪れていないから。
夏は白無地Tシャツにジーンズがいい。
秋真っ只中の今、それを考えてみるとベストアンサーはグレーのプルオーバーパーカーにジーンズなんじゃないかと。
足元にはぼくの場合、真っ黒なadidasのStan Smith。
まだ少し想像するのが難しいけれど、冬になればその上からライダースを羽織るのもいいんじゃないでしょうか。
 
もしくはひとつ前の記事に登場したN-1を着たいから、インナーはサーマルカットソーにネルシャツ、ジーンズ。
ネルシャツは赤チェックの、たぶん皆さんが今、頭に浮かべたよく見るやつ。足元には古い革靴なんて合わせたいな・・・渋めのやつ。
そんな王道アメカジコーディネート。グレーのプルオーバーパーカーにライダース、ジーンズほどは匿名性の高さがないけれど、原宿を歩けばよく見る感じの。
そういったシンプルなコーディネートって頭を使う必要なく組めるから、引きこもりのぼくにとっては出かけるまでのハードルがぐっと下がっていいんです。
究極に気に入った服を何着か買って、いつも同じ格好をするジョブズスタイルで生きるのが最終的な理想です。
 

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結論、シンプルイズベスト

洋服に興味を持ち始めた大学生の頃、伊勢丹やら阪急やら、洋服大好きな大人が現れる場所に背伸びして通っていたぼく。
そこで目にする人たちの服装はTシャツにジーンズ。
予想に反してシンプルな格好をしている人がほとんどで、心の奥では「ふ・・・こんな所に来る大人も大したことないんだな」なんて思っていました。生意気な。
 
しかし自分がこの歳になってようやく、そんな人たちの気持ちが分かるようになりました。
色々な洋服を着て試した上で出した結論、やっぱりシンプルイズベストなんですよね、きっと。
飽きの来ないお気に入りな服を少数精鋭で揃え、それに囲まれたシンプルな毎日を過ごしたいものです。
今のぼくにとって、気分が上がるファッションとは、きっとそんなもの。

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いわた

いわた

1994年生まれの24歳。大学在学中にブログを始め、卒業後はブロガーとして独立。主にファッション系の記事を書いています。
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