「中国製は質が悪い」は嘘。服選びで製造国表記がアテにならない理由を教えます

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そんな場所に、少し前に読者さんからこんな旨の質問を頂きました。

中国製の服=品質が悪いと考えてしまうのですが、それに関していわたさんはどうお考えですか?

この質問を受けてぼくは以前、たまに行く服屋さんの店員さんから聞いた少し面白い話を思い出しました。

今回はそんな、製造国表記と洋服の品質に関するお話をしたいと思います。

 

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「中国製の服は質が悪い」は本当か?

多くの人がタグに「MADE IN CHINA」と表記のある服を見ると、それを敬遠するでしょう。

 

なぜなら「中国製の服はひとえに質が悪い」という思い込みがまかり通っているから。

これが「MADE IN JAPAN」なら日本人の職人気質で丁寧な仕事っぷりを信頼し、

「MADE IN ITALY」なら洋服の本場で作られたというブランド力を信頼するでしょう。

 

実際にぼくも少し前までそうでしたし、日本製やイタリア製の服における縫製や生地の品質が非常に高いのは事実です。

 

が、しかし。

洋服のタグにある製造国表記ってなかなか適当で、ひとえに「MADE IN JAPAN」だからいい、というワケではないんですね。

 

「これはこの国で作られた」という判断基準では、もはや洋服の質を判断することはほぼ不可能。

つまり「中国製の服だから質が悪い」というのは、全くもってただの思い込みに過ぎないのです。

 

どうしてそんなことが言えるのか?

それは、洋服の製造国を表記するにあたってのルールが非常に曖昧かつ適当という事実があるからです。

 

洋服の製造国表記には、服作りにおいて最後の工程を手掛けた国の名前を記載する

その極めて適当なルールというのがこれ。

「洋服の製造国表記には、その服を作るにあたって最後の工程を手掛けた国の名前を記載できる」というものです。

 

どういうこと?と思う方もいるかもしれないので、ざっくりと簡単な例を使って説明をさせて頂きます。

 

洋服を作る工程はいくつかに分かれています。例えばシャツを作る場合。

その工程は大きく分けて3つ。

生地を仕立てる工程とそれらを縫って形にする工程、さらにはボタンを付ける工程が存在します。

 

例えば生地を仕立てる工程と、それを縫ってシャツの形にする工程を、ブランドが中国の工場に発注したとしましょう。

そして最後にあるボタンを付ける工程だけ、日本の工場に発注したとする。

 

この場合、その服を作るにあたって最後の工程を担当したのが日本の工場になります。

となれば、その服の製造国表記には「MADE IN JAPAN」と記載することが可能なのだといいます。

 

実際はもう少ししっかりしているかもしれませんが、大まかにはこんな感じ。

どうですか?これって結構適当なルールじゃないですか?

 

とはいえブランドや工場は嘘をついているワケではなく、あくまでもその半分は事実ですよね。

今まで製造国表記をアテにして服を選んでいた方は、少し騙された気持ちになるかもしれません。

 

しかし、そもそも製造国表記なんて最初から信用できないし、服選びにおける基準のひとつに入れてはいけないんですよ。

この事実を知った今から、あなたも製造国表記を頼りにして服を選ぶことはもうやめてしまいましょう。

 

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この質問を下さった読者さんは、ぼくが買ったものと同じ「Beautiful People」のライダースを買われたそう。

 

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定価で10万円オーバーと少し値の張る1着ですが、製造国表記には確かに中国製とあります。

それでも、その横にある縫製責任者の欄には日本人の方の名前が記載されています(画像では伏せていますが)。

 

かなり丁寧かつ手の込んだ革のなめしと加工が施されているライダースジャケット。

ですから、革のなめし工程と縫製の工程は日本国内で行われたのでしょう。

 

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中国の工場で施されたのはジップとベルトのバックル部分を取り付ける工程なのでは?と個人的に予想しています。

このふたつを中国の工場に外注して費用を抑えることで、なんとか10万円ジャストを保っている気がするんです。

 

とはいえ2017年に入ってからこのライダースは1万円値上がりし、現在の売値は118,000円となりました。

革の価格が高騰しているらしいのですが、このクオリティを保つとなればまだ値上がりは続くんじゃないかな。

 

自分の中で「この金額でこの品質なら満足だ」と思える判断基準を持っておく

それじゃあ、服を選ぶときは何を指標にすればいいのか?

今まで製造国表記を頼りに服を選んでいた方は、こんな疑問を抱くかもしれません。

 

その答えは簡単で、それは自分の中で「この金額でこの品質なら満足だ」と思える買い物の判断基準を持っておくことです。

 

その判断基準は誰かがどこかで教えてくれるワケでは全くなくて、あなたが自らで作る基準です。

別に誰の声にも従わなくていい。

あなたが「この品質の服には、これだけのお金を出せるな」という基準を作るんです。

 

洋服を買うのなんて他の誰でもなく自分なんだから、この基準は本当に自分主体でいいんですよ。

 

ちなみにぼくの場合は「半袖Tシャツに出せるお金は最高でも15,000円まで」といった具合に金額で基準を決めちゃってます。

どれだけ質やシルエットがよくても、Tシャツって汗で濡れたり汚れたりしやすいアイテムですから。

それに高いお金は出せないな・・・というのはぼくが思っていることであり、Tシャツ選びにおけるひとつの基準です。

 

 もし「そんなことを言われても、いきなり基準を持つのは難しい」と思われたそこのあなた。

それなら、まずはとにかく色々なブランドのお店に足を運んでみましょう。

 

ぼくがこの基準を明確に持つようになったのも、本当に色々な価格帯の服を見てきたからこそ。

Tシャツを1枚300円で売っているお店から、20万円するお店まで本当に色々なお店に足を運びました。

 

そうして「自分はその服にどれだけの価値を感じるか」を考え続けると、自分主体の判断基準を持てるようになるはずです。

 

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いわた (岩橋康太)

いわた (岩橋康太)

大学を卒業後、就職せずにブログの収入で生計を立てている22歳。「ブログを始めよう」と決意するも、パソコンを持っていない状況からスタートして今に至ります。三度の飯より服が好きなファッションブロガー。最近はデュエルマスターズにドハマり中。
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