「一度始めたことを途中で辞めるのは悪いこと」はただの悪しき思い込み

「一度始めたことを途中で辞めるのは悪いこと」

ぼくら日本人の脳みそには、無意識的にこんな思い込みが刷り込まれているのではないでしょうか?

 

新しいことを始めたなら、終わりがくるまでは途中で諦めちゃいけない。

この記事を読んでいるあなたも、そんな謎の使命感を感じたことはありませんか?

ぼくにはあります。あれは中学生の頃だったな。

 

当時のことを振り返って、今ぼくは明確に思う。

一度始めたことを途中で辞めるのは何も悪いことじゃないから、どんどん色々なことに挑戦するべきだって。

 

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小学生のぼく「サッカー全然楽しくない」

小学生の頃、ぼくは友達の影響でサッカーを始めました。

よく遊んでいる友達が地元のサッカークラブに入っていたので、それをきっかけに興味を持って。

他の小学校に通う友達ができたり、新しいことを始めたワクワクもありサッカーはとても楽しかった。

 

でも、1~2年続けてみるとそのワクワクは徐々に消えていって。

「サッカーってあんまり面白くない」

いつしかそう思うようになりました。

楽しいと感じる瞬間もあるんだけど、全部が全部はそうじゃなくて。

苦痛が8割で、楽しいと感じるのは残り2割の時間だったかな。

 

運動神経もいい訳じゃないし、そもそもぼくにサッカーは向いていなかったのかもしれない。

その思いが日に日に増してはいくものの、ぼくの脳みそには例の思い込みがばっちり刷り込まれていました。

「一度始めたことを途中で辞めるのは悪いことだから、小学校を卒業するまでは続けよう」

 

そうして小学生を卒業すると同時に、地元のサッカークラブも卒業して。

土日にサッカーをする機会は消えてなくなり、ぼくは中学校に進学するのでした。

 

中学生のぼく「やっぱりダメだ。ぼくはサッカーに向いてない」

ぼくも晴れて中学生。制服を着るなんて少しだけ大人になった気分だな。

4月、ワクワクに胸を踊らせながら今後のキャンパスライフを妄想する。

 

大人になった気分でいても、まだまだ12歳のガキンチョで。

そんな年頃の子どもがたくましく成長するためのキーワードは「文武両道」だったらしい。

要は勉強を頑張るだけじゃなくて、部活にも入って体を動かしなさいと。

 

強制ではなくとも、そんなことを言われたら何かしらの部活には入らざるを得なくなります。

テニス部や卓球部の見学にも行ったものの、そこでワクワクを感じることは特になく。

 

「このタイミングでゼロから始めるつもりで、もう一度サッカーに専念してみよう」

結局こう思ったことをきっかけに、ぼくは中学生になってもサッカーを続けるのでした。

このときは純度100%のやる気と期待に満ち溢れていた。なんだけど・・・。

 

「あ、やっぱりぼくはサッカーに向いてないわ」

1年くらい続けてみたところで改めて確信。

それはもう、骨の髄まで意思が染み渡るレベルで確信しました。

 

だけど、ぼくの脳みそには例の思い込みがバッチリ刷り込まれていて。

「あと1年半で部活動も終わりだから、それまで続けなきゃな」

もはや9割が苦痛、楽しいのは1割だけだった中学校のサッカー部。

 

何度も辞めようと思ったけれど、それを顧問の先生に告げる勇気はなくて。

「お前は一度始めたことを途中で辞めるのか」

それを言われるのが何より怖くて、とにかく悪いことだと思ってて。

 

あまりにもやる気が出ない時期は、練習を1週間以上サボったこともありました。

「ぼくはどうせ出ないから」って、公式の大きな大会をサボったことも何度かあった。

その度に顧問の先生に怒られて、辞めたいと思いながらも気持ちを切り替えて練習に参加して。

サッカーの技術は進歩せず、仮病と言い訳だけがやたらと上手くなった3年間だったな。

 

ちなみに、今だから言える辞めなくてよかったと思える唯一の理由は「サッカー部にいるだけでモテるから」でした。

全く面識がない後輩の女の子に「今度の大会、頑張ってください」と応援してもらったこともあって。

まあ、ぼくは通称”2軍のエース”だから公式の大会には出ないんだけどな。

 

「お前、サッカー下手なんだから陸上やれよ」

「途中で辞めるのは悪いこと」

この思い込みがなかったら、ぼくの人生は今と少し違っていたのかもしれない。

そんな出来事もありました。

 

先ほども書いたように”2軍のエース”と呼ばれていたぼく。

サッカー部のベンチメンバー、通称2軍にできるのは1軍が練習に専念している間にグラウンドを走ること。

ぼくはサッカー部だったのに大会前はひたすら走っていました、2軍だから。

 

そうなるといつしか長距離走が得意になって、タイムも速くなってきて。

いつの間にか一軍で活躍するメンバーよりも長距離走が得意な体になっていました。

・・・あれ?ぼくって何部だったんだっけ?

 

いよいよサッカーよりも走ることの方が好きになってきた頃、陸上部の先生がぼくに言ってくれた言葉。

「お前、サッカー下手なんだから陸上やれよ。今から特訓すれば駅伝にも出れるかもしれないぞ」

 

たぶん冗談半分でしたが、冗談が通用しないぼくはその言葉に心が揺れる。

え?あれは本当に言ってるのかな?

そうだとしたら、やってみるのもいいな。

でもやっぱり・・・一度始めたサッカーを辞めるのは悪いことなんだ、絶対に。

 

ぼくは陸上部に転部することなく3年間を終えました。

サッカー部と陸上部を兼部している友達もいたけれど、なんせ一度始めたことを途中で辞めるのは悪。

辛くなったときのことを考えて行動しないまま、ぼくの中学校生活は終わりました。

 

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何かを途中で辞めるのは、自分の新たな可能性を知るチャンス

過去ばかり振り返って後悔するのは嫌いだから、あまり深くは書かないけれど。

もしあのときぼくが陸上部に転部していたら。

そうしたら、ぼくはまた新しいぼくに出会えていたのかもしれません。

 

この経験からぼくは思いました。そして今でも自分に言い聞かせ続けていること。

それが「一度始めたことを途中で辞めるのは悪いことじゃないから、どんどん新しいことに挑戦しよう」

これです。ぼくの脳みそにずっと刷り込まれていた悪しき思い込みとは真逆の考え方。

それを意識するようになって、ようやくぼくの人生はワクワクして楽しいものになりました。

 

一度始めたことを最後まで貫き通すのにどんな意味があるんだろう。

忍耐力はつくかもしれないけれど、それをイヤイヤ言いながら続ける時間ってもったいなくないですか?

最後まで成し遂げたことで特別な何かを得られる訳でもない。

向いてないと思ったことには見切りをつけて、新しいことを始める方が自分のためにもなるんだよな。

 

「やりたいことがわからない」「好きなことが見つからない」

こう嘆いている人はぼくの周りにもたくさんいます。

でも、それなら尚更で。興味を持ったことはとりあえず始めてみて、飽きたなら無理に続けなくていい。

途中で辞めて、また新しいことを始めてみればいいんです。

むしろそうすることで自分の新たな可能性に気付くことができる。ぼくはそう信じています。

 

ぼくも今までに音楽とブログ、ファッション。3つの好きなことに出会ってきました。

けれど、好きなことってまだまだそれ以外にも絶対どこかにあるはずで。

だからぼくは今も、少しでも興味を持ったことには積極的に手を出しています。

さらに好きなことを増やそうとしている最中なんです。まだまだ途中でしかない。

 

一度始めたことを途中で始めるのは悪いことじゃないから、どんどん新しいことに挑戦しよう。

最近のぼくは特にギターとカメラ、10年ぶりの”デュエルマスターズカード”にハマってます。

直感と好奇心だけは大切に。

何だって「ぼくはやればできる」と自信を持って手を出しながら、自分の好きなことを探していきましょうよ。

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いわた (岩橋康太)

いわた (岩橋康太)

ブログの収入で生計を立てている洋服オタクな22歳。大学3年生の夏、ブログを始めると決心するもパソコンを持っていない状況からスタート。いくつかのゼロから這い上がった自身の経験をもとに、多くの人に「誰でも何でもやればできる」を伝えることが目標です。
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